東京モーターショー2001レポート その2
―ボーズがポルシェ911専用サウンドシステムを展示、ほか


開催期間:10月27日~11月7日

会場:幕張メッセ

入場料:一般 1,200円
     小・中学生 600円




□富士通テン、メモリースティック搭載DVDナビ

 エクリプスブランドを展開する富士通テンのブースでは、参考出展品3モデルを展示。中でも注目されるのは、メモリースティック搭載DVDビデオ/ナビゲーションレシーバ。メモリースティック内の、音楽を再生できるだけでなく、FMで放送中の曲情報を識別し、音楽配信サイトから楽曲をダウンロードするサービス「クリックラジオ」にも対応する。

 また、室内カメラで撮影した映像をメモリースティックに記録する機能も備えている。

 その他には、MD/DVDビデオ/ナビゲーションレシーバのディスプレイ部に800×400ドットの高精細液晶ディスプレイを採用したモデル、DVD/MD/CDの3デッキを搭載して、DVDナビゲーションを使用中でもCDを再生できるモデルが参考展示された。なお、DVDデッキはDVDビデオの再生にも対応する。

 いずれのモデルも2002年度に製品化する予定だが、詳細は未定という。

DVD/メモリースティック搭載モデル 高解像度液晶ディスプレイ搭載モデル DVD/MD/CDデッキ搭載モデル


□ボーズ、ポルシェ911専用サウンドシステムを展示

 ボーズ・インターナショナルのブースでは、2002年型ポルシェ911のオプションとして用意される専用サウンドシステムを展示。ポルシェ911クーペをデモカーに使っての実演も行なわれている。

 また、ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort」を使ってのシステム紹介コーナーも設置されていた。

サウンドシステムの概要 デモカーはポルシェ911クーペ 「QuietComfort」を使ってのシステム紹介


□ケンウッド、パイオニア

 ケンウッドブースでは、新製品に加えて、デザインモックアップも展示。デザインモックアップにはDINコンソールに入るシステムはなかったが、室内用機器はいくつか出展されていた。

 そのほかにも無線IEEE 1394システム対応のレシーバ、ナビゲーションシステム、バックカメラなどとの連携システムや、ナビゲーション情報のHDDへの蓄積システムが参考出品。いずれも製品化は未定という。

ケンウッドブース 「ケンウッドデザイン」がデザインを行なったデザインモデル

 カロッツェリアブランドで製品を展開するパイオニアブースは、発表済み、発売中の製品の展示のみ。「カロッツェリアX」ブランドで展開するピュアコンポーネント製品や、10月1日に発表されたHDDとMGメモリースティックスロットを装備した1DINサイズのカーオーディオ「DEH-P999HD」などをアピールしていた。

パイオニアブース 「カロッツェリアX」製品 「DEH-P999HD」

 パナソニックブランドで製品を展開する松下通信工業ブースでは、1bitデジタルアンプを搭載するCDレシーバが参考出展されていた。アンプはデジタルアンプ専業メーカーのTripath製で、100W×4chの大出力を持ちながら、2DINサイズに抑え、歪みもほとんどないという。ただし、製品化は未定。

 また、三菱電機もカーオーディオの展示を行なっていたが、ETC受信機、DVDナビゲーションなどがメインで、カーオーディは新製品の展示のみ。参考出展品は見られなかった。

松下ブース 松下の00W×4chデジタルアンプ搭載1CDレシーバ 三菱ブース

□東京モーターショー2001のホームページ
http://www.motorshow.or.jp/show2001/index.html

(2001年10月26日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]


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