【バックナンバーインデックス】





- 第1回目の羅針盤「コピーコントロールCDについて」

※ 今回は2,054票の投票がありました。ご協力ありがとうございました。

問1:コピーコントロールCDを知っていますか?

人数比率
知っている2,034人 99%
知らない19人 1%


問2:コピーコントロールCDを持っていますか?

人数比率
持っている926人 45%
持っていない1,116人 54%
わからない11人 1%


問3:CDを買う時に、コピーコントロールCDであるかどうかを気にしますか?

人数比率
気にする1,827人 88%
気にしない226人 12%


問4:コピーコントロールCDについてどう思いますか?

人数比率
賛成39人 1%
反対1,856人 90%
どちらでもない158人 7%


 AV Watch読者のコピーコントロールCDの認知度は、ほぼ100%という結果となった。しかし、所有率となると、45%と半数を割っている。

 購入時にコピーコントロールCDであるかどうかを気にする人の割合も88%と高く、欲しいソフトがコピーコントロールCDであることが、購入意欲の減退に繋がっているようだ。

 コピーコントロールCDそのものについて反対する人も90%にのぼり、賛成はわずか1%という結果になった。しかし、読者の意見の中には「基本的に反対だが、やむをえないことだと思う」という意見も複数あり、賛成・反対のどちらでもないという人が賛成の4倍近い158人にのぼっている。

 反対の理由については、「音質が劣化するから」、「機器に負担をかけるから」などの意見が多い。さらに、PCにコピーしてジュークボックスのように音楽を楽しむユーザーや、ポータブルシリコンオーディオプレーヤー、ポータブルHDDプレーヤーなどで音楽を主に聴いている人も多く、利便性が悪くなることへの不満が多く見られた。


 CD規格に合致していない時点で論外。コピーコントロールCDと通常のCDを、価格差アリで両方とも販売するならまだ良いが、それすらも無く、一方的に企業の都合を押し付ける姿勢には閉口するものがある。消費者不在の商品提供の典型例。コピーコントロールCDにするくらいなら、SACDやDVDオーディオ、DVDMusicなどいろいろあるのに……

 音質が悪くなるうえ、CDプレーヤーに負担をかけるため。そもそもCD規格のロゴが張ってないディスクなのにCDとして売るのは間違えていると思う。

 著作権保護は大事だが、PCにCDをコピーして聴くというスタイルなので不便。再生できない機器もあるし、違う方法も探るべき。

 再生で不具合が発生しても責任を取らないという、メーカー側の態度が不快である。

 Windows以外のOSを完全に置き去りにし、とりあえず多くの著作権侵害者が使用しているWindowsでのコピーさえ防げれば良いと言う姿勢に疑問を感じざるをえない。

 レンタル店専用にコピーコントロールCDを導入すればよい。セルCD買う人には勘弁して欲しい。

 音質面の劣化が気になる。それに本来のコピーガードとしての役割も不充分なのでは? ただ、コピーコントロールその物には著作権を考えれば賛成なので、SACDやDVDオーディオなどの著作権保護機能もあり、かつ音質も向上できるような、新しい媒体の普及をメーカー側が積極的に進めるべきではないのだろうか。

 導入目的と結果との因果関係に疑問がある点、動作保証の点では賛成できないが、それらを承知の上で導入しているのだから強く反対でもない。今のところ自分が不便を感じる程に定着していないので、賛成でも反対でもない。

 アーティストが食べていけなくなり、結局音楽業界が潰れてしまい音楽を聴くことが出来なくなるから賛成です。音質面の劣化があるそうですが、それはなるべく無いようにして欲しいです。

 コピーコントロールCDは、若年層が「罪の意識無く」CDの複製をすることを防止できる。コピーコントロールCDに「アーティストの著作保護」、「レコード会社の売上増大」を期待するのは無理。必ず複製は生まれる。自分は倫理的側面でコピーコントロールCDに賛同する。


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【コピーコントロールCD関連記事リンク集】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/cccdlink.htm

(2003年8月21日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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