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- 第14回目の羅針盤は「DVD/HDDレコーダについて」

今回は1,458人の方から投票を頂きました。ご協力ありがとうございました。※なお、複数回答の設問があるため、回答結果を合わせると100%・総投票人数を超える場合があります

問1:どのメーカーのデジタルビデオレコーダを使っていますか?
     (※複数回答)

 人数比率
東芝619人 42%
松下電器367人 25%
ソニー260人 17%
パイオニア147人 10%
シャープ57人 3%
アイ・オー・データ機器50人 3%
NEC47人 3%
ビクター33人 2%
日本デジタル家電13人 1%
日立10人 1%
サムスン5人 1%
三菱電機4人 1%
デノン3人 1%
三洋電機2人 1%
大宇電子2人 1%
日本電算機1人 1%
その他24人 1%
持っていない161人 11%


問2:主に利用しているフォーマットはどれですか?

 人数比率
DVD-R330人 25%
DVD-RW81人 6%
DVD-RAM415人 31%
DVD+R7人 1%
DVD+RW13人 1%
HDD451人 34%


問4:録画した番組は編集していますか?

 人数比率
まったく編集していない258人 19%
お気に入りの番組だけCMをカットしてる746人 57%
お気に入りの番組のお気に入りのシーンだけを編集して集めている155人 11%
人にあげるときだけ編集する59人 4%
その他79人 6%


問5:DVDメディアは一度に何枚程度購入しますか?

 人数比率
1枚14人 1%
2~5枚298人 22%
6~10枚490人 37%
11~15枚21人 1%
16~20枚142人 10%
21~25枚23人 1%
26~30枚55人 4%
31~40枚21人 1%
41~50枚94人 7%
51~60枚15人 1%
61~70枚0人 0%
71~80枚1人 1%
81~90枚1人 1%
91~100枚13人 1%
100枚以上43人 3%
DVDメディアは購入しない66人 5%


問6:今後のデジタルレコーダに望む機能は何ですか?
     (※複数回答)

 人数比率
HDDの大容量化699人 53%
EPGやIPネットワークなどを使った録画予約機能の充実670人 51%
HD映像の記録・再生機能640人 49%
録画・再生時の高質・質化の向上627人 48%
地上デジタル/BSデジタル/110度CSチューナの搭載625人 48%
録画とダビングの平行動作などのマルチタスク化623人 48%
メニュー画面やリモコンなど、操作性の向上582人 44%
メディアへの書き込み・ダビング速度の向上580人 44%
ネットワーク経由での録画コンテンツの視聴507人 39%
編集機能の充実449人 34%
耐久性の向上367人 28%
筐体の小型化、デザイン性の向上など161人 12%
その他104人 8%


■ 読者シェアNo.1は東芝

 今回のアンケートで、AV Watch読者のシェアが高かったメーカーは東芝で、42%(619人)を記録。2位の松下(25%、367人)を大きく引き離す結果となった。使用機種はRD-X3、XS41、X4などが多く、PCとの連携機能や編集機能に支持が集まっている。反面、「起動やメディアの認識、全般的な動作が遅い」という不満も目立っている。

 松下では、DMR-E200H、HS2、E80Hなどが人気。「操作が簡単だと聞いて購入した」という声が多い。3位には17%の260人でソニーがランクイン。ハイブリッドレコーダでは出遅れた感のあった同社だが、スゴ録やPSXなど、個性的な機能や商品で巻き返している。PSXに関しては「操作性が良い」という意見が多い。不満点は編集機能に集中しているが、「編集はほとんどしていない」という意見も目立っていた。

 4位は10%(147人)でパイオニア。機種はDVR-77Hが人気だ。5位のシャープには「HD映像が録画できるから選んだ」という声が多い。NECは7位と振るわなかったが、「ネットワークを使って家庭内で映像を配信したい」というユーザーは多く、「AX300が気になっている」という意見も見られた。

 主に使用しているフォーマットでは、HDDが34%(451人)で最も多い。ストレージメディアでは、DVD-RAMが31%(415人)で、DVD-Rの25%(330人)を抜いて最多。DVD-RAMを選んだ理由は、「編集時にPCとの連携が楽」、「HDDの代わりというイメージで使える」、「カートリッジがついていて扱いやすい」など。不満点としては「読み込み・書き込みスピードの遅さ」、「値段の高さ」などが多い。反面、DVD-Rは「価格の安さ」を魅力に挙げる人がほとんどだった。

 それ以外のフォーマットは、最も多いDVD-RWでも6%(81人)という結果になった。全体的な意見では「フォーマットが多すぎてメディアの購入時に迷う。1つに統一して欲しい」という声が多い。また、「購入前は対応フォーマットなどを調べて熟考したが、実際に購入してみるとHDDに録画し、見終わったら消去するという使い方しかしていない」という体験談も多かった。

■ 43人が、1度に100枚以上メディアを購入

 一度に購入するメディアの数は、6枚から10枚が最も多い37%(490人)。次いで2枚から5枚が22%(298人)となっている。実際の販売形態も以前は5枚パックが主流だったが、メディアの低価格化に伴い、大手量販店では10枚パックが中心に販売されているのが現状だ。

 さらに、16枚から20枚という人も10%の142人、26枚から30枚も4%の55人、41枚から50枚に至っては7%の94人と、 一度に大量に買い込む読者は多い。このあたりは「録画がしやすい」というデジタルレコーダの特徴と、「家族みんなが利用する」という側面が関係しているのかもしれない。なお、100枚以上と答えた人も3%の43人にのぼった。

■ ハイビジョンへの対応よりも、HDD容量の増加

 デジタルレコーダに望む機能では、HDDの大容量化が53%の699人で最も多い。「多ければ多いほどいい」、「1テラバイトは欲しい」などの意見もある中、「家族で使いわけられるフォルダ機能がほしい」、「ジャンル別に整理できる機能が欲しい」などの意見も寄せられている。

 上位に来ると思われた「HD映像の記録・再生機能」は3位に、「地上デジタル/BSデジタル/110度CSチューナの搭載」は5位に留まり、2位は「EPGやIPネットワークなどを使った録画予約機能の充実」で51%の670人。4位は「録画・再生時の高質・質化の向上」となっている。

 さらに、「録画とダビングの平行動作などのマルチタスク化」、「メニュー画面やリモコンなど、操作性の向上」、「メディアへの書き込み・ダビング速度の向上」などの項目が僅差で続く。実際にデジタルレコーダを使っている読者を対象にしたためか、「身近な不満点の解消」を望む声が多くなっているようだ。

 音声が途切れず、違和感のない1.5/1.3倍速再生機能が欲しいですね。あと、地上波EPGのデータの質の向上と、データ量を増やして欲しいです(少なくとも1週間先まで)。

 PCに慣れているので、アンドゥ(Ctrl+Z)がないのがつらい。それと、デフラグツールを搭載して欲しい。

 ブルーレイドライブとHDDを搭載し、HD映像のGOP単位での編集機能が欲しい。あと、HDMIかDVI-Dによるデジタル出力機能も。

 機能はもう出尽くした感があるのでどうでもいいが、記録型DVDメディアの規格を統一して欲しい。貸す人によってRだのRWだのRAMだのと使い分けるのは面倒くさい。

 PCにMTV2000とDVDマルチドライブを組み合わせていましたが、昨年秋に安くなったRD-X3を購入しました。やっぱり、録画した物をすぐにテレビで見られるのは便利です。ただし、CMカットなど編集のしやすさはPCの方が上です。

 見返すことなどほとんどないのに、それでも録り続ける業の深さに苦しんでます。オンデマンドにコンテンツを負担なく視聴できるようになってほしいです。

 ソニーのClip-onを使っていますが、動作音がうるさいHDDを外に出してSmart Driveに入れ、さらに本体のFANを止めて使っています。おかげでとても静かです。家電ならではの、静かな製品を作ってもらいたいものです。

 リモコンにジョグ&シャトルが付いていれば編集が便利になると思う。

 DVDレコーダは、松下の「マックロード→DIGA」、ソニーの「ベータマックス→スゴ録」、先日発表の三菱電機は「ファンタス→楽レコ」などなど、アナログ時代に比べて親しみやすいペットネームの製品が多い気がします。AVメーカーだけでなく様々なメーカーが参入してくるところもアナログ時代の初期によく似ています。時代は輪廻するものなのでしょうか。

 東芝のRD-XS40を使用していますが、操作レスポンスの遅さに耐えられません。機能は申し分ないのですが、「家電」として売られている割には操作性が悪い。今後はHDDの大容量化などよりも、そういった細かい部分がクローズアップされていくのではないかと思います。

 使用するユーザーのスキルに応じて、メニューが変化する機能を導入してはどうだろうか。ライトユーザーには簡単操作モード、パワーユーザーにはPC並みの細かい設定、編集、オーサリングが可能なアドバンスモードなど。正直「操作をわかりやすくするために」という文句には辟易してる。どうしてマニュアルレートが無いんだ95H!!

 EP、LPモードでの画質は見るに耐えない。低ビットレート時の画質向上を望みたい。

 デジタルの画質が好きではなかったため、S-VHSを利用してきたが、最近かなり改善されてきた。今年はオリンピックが開催されることもあり、連続して長時間録画可能なハイブリッドレコーダの購入を検討している。

 ソニーの初代コクーンを使っているが、夜中のEPG受信中は音が結構気になる。眠りにつこうとする時間にちょうど受信を開始し、30分間受信し続けられるのは辛い。せっかくネットワークに対応しているのだから、ネット経由で取り込んでほしいものだ。

 焼くのに忙しくて見る時間がありません

 東芝RD-XS41の登場で、初めてのハイブリッドレコーダーを購入した。編集機能やiEPGが便利で、購入してよかったと思っている。それほど機械に強くない家内にも簡単に使いこなせるインターフェイスなので、今では家内が一番利用している。

 その後、PC上に保存した映像データをLAN経由でテレビに再生するため、アイ・オーから出たAVeL/LinkPlayerを購入した。LAN経由での録画データをやり取りするのは有益だから、ハイブリッドレコーダの録画データをLAN経由でPCに移動できれば、何もいうことはない。

 そんなにテレビとか見ないし、片面2層記録のできるブルーレイやHD DVDの試作機が発表されてる今、DVD/HDDレコーダーなんか欲しいと思いません。DVDプレーヤーとDVDソフトは持ってます。

 松下のDMR-HS1ユーザなので、ダビング中の再生などが行なえるマルチタスク処理を非常に羨ましく思っています。HS1購入当時は手頃な価格のHD映像録画対応機が出るまではがんばろうと思っていたのですが、その前に追加購入してしまいそうです。

(2004年3月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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