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- 第16回目の羅針盤は「ビデオカメラについて」

今回は417人の方から投票を頂きました。ご協力ありがとうございました。※なお、複数回答の設問があるため、回答結果を合わせると100%・総投票人数を超える場合があります

問1:どんなタイプのビデオカメラを持っていますか?
   (複数回答)
 人数比率
DVカメラ257人 61%
動画撮影機能付きデジタルカメラ156人 37%
8mm/Hi8カメラ85人 20%
持ってない67人 16%
その他21人 5%
MPEG-4動画カメラ15人 3%
DVDカメラ8人 1%


問2:どのメーカーのカメラを使っていますか?
   (複数回答)
 人数比率
ソニー189人 54%
松下75人 21%
キヤノン58人 16%
ビクター29人 8%
シャープ26人 7%
サンヨー25人 7%
日立7人 2%
アイ・オー・データ2人 1%
NHJ1人 1%
バンプレスト0人 0%
その他74人 21%


問4:どんな用途に使っていますか?
   (複数回答)
 人数比率
旅行の記録216人 61%
運動会、学芸会、入学式など、子供関連のイベントを記録172人 49%
イベントの記録153人 43%
その他96人 27%
結婚式71人 20%
映画などの映像製作13人 3%


問5:使用頻度はどのくらいですか?

 人数比率
毎日使っている5人 1%
週に2、3度16人 4%
週に1度29人 8%
月に1、2度127人 36%
年に数回使用する131人 37%
ほとんど使っていない41人 11%


問6:撮影した動画を編集していますか?

 人数比率
ほんとどしていない183人 52%
たまにしている104人 29%
よくしている58人 16%
その他4人 1%


■ デジカメの動画撮影機能は人気

 今回はビデオカメラについて質問した。所有しているビデオカメラの種類では、「DVカメラ」が6割を超える257人を記録。次いで、「動画撮影機能付きデジタルカメラ」が37%(156人)となった。デジタルカメラの世帯普及率は5割を超えており、動画撮影機能を持った機種も多いことから「デジタルカメラで動画撮影の世界に初めて触れた」という意見も多い。

 「8mm/Hi8カメラ」の使用者も20%(85人)とまだまだ健在。「画質的には十分」という意見もあるが、「買い換えようと思っていたらDVやDVD、各種メモリーカードと種類が増えていき、迷いながら今日に至る」というユーザーや、「HD映像が撮影できるモデルが普及価格になるまで待つ」という人も。

 また、「子供が生まれ、8mmを購入。成長に従って撮影していたが、大きくなると録られるのを嫌がるようになり、そのまま押入れに……」というメッセージも多く見られた。

 メーカーのシェアでは、ソニーが54%(189人)でトップとなり、2位の松下の21%(75人)を大きく上回る結果となった。3位以降はキヤノンが16%(58人)、ビクターが8%(29人)、シャープが7%(26人)。MPEG-4動画カメラや、動画撮影に強いデジタルカメラを販売する三洋も7%(25人)と健闘している。

■ 用途は「旅行の記録」がトップ

 使用目的は、寄せられた意見を見る限り「子供関連のイベント」がトップになると思われたが、「旅行の記録」が最も多い61%(216人)、「運動会、学芸会、入学式など、子供関連のイベントを記録」は49%(172人)となった。

 これは、DVカメラの静止画撮影機能をデジタルカメラの代わりとして使っている人が多いためで、「100万画素クラスのビデオカメラであれば、デジタルカメラは不要」という意見もいくつか寄せられた。こうなると動画撮影機能を強化したデジタルカメラとの比較になるが、DVカメラやDVDカメラには「大きく、重い」、デジタルカメラの動画撮影機能には「ブレやすく、撮影時間的に心もとない」などの不満の声が出ている。

 使用頻度は「年に数回」が37%(131)と最も多く、次いで「月に1、2度」が36%(127人)となった。「年に数回」と「ほとんど使っていない」を合わせると、実に5割近いユーザーが「使用頻度は低い」と感じていることになる。

 「ほとんど使っていない」理由を見てみると、「子供の誕生を機に購入したが、成長してしまうと使わなくなった」という事例が多く、使用頻度はその後の被写体を見つけられるかどうかにかかっている。被写体としては、蝶などの自然や、演奏会、結婚式用の映像などが挙げられているが、デジタルカメラ並みに気軽に撮影するという文化が定着するには、製品のさらなる小型化や、使用シーンの拡大が必要になりそうだ。

 学生時代は8mmカメラで自主製作映画(の真似事)を撮ったりしてましたが、社会人になってビデオカメラを手にしても「さて、何を撮ろうか」。子供がいないせいか、被写体にしたいものが見あたりません。ランニングコスト、現像にかかる手間など当時に比べれば遙かに条件は良くなっているのですが、カメラを持って外出する気になれないのは何故でしょう

 編集作業が大変なので、このあたりを改善して欲しいところです。そういう意味では、ディスク型のビデオカメラには興味があります

 一昨年、子供の誕生にあわせて購入しました。以来、奥さんに撮りすぎだと言われるくらい撮り続けています。出かける際は、一眼レフとビデオカメラを首からぶら下げて、デジカメをポケットに入れて行きます。

 私の所有しているビデオカメラは、奥さんの持ち運びやすいものという要望から、パナソニックの「NV-GS200K」を使用中です。3代目のカメラですが、このクラスですとやはり暗い場所での撮影はかなり厳しいです。静止画撮影機能はいらないので、もっと動画撮影にのみ特化した製品も出して欲しいと思います。

 今後はソニーのHDVを見た上で、「DCR-VX2100」とどちらかを追加購入しようと考えています

 かなり前に会社で購入したサンヨーの「DSC-SX550」の動画を見てショックを受け、すぐに購入しました。その後SX550→SX560→MZ1→MZ2→MZ3→J1→C1と買換え、買い増しを行ない現在はSX560とMZ3とJ1を所有してほぼ毎日使っています。結婚式の時、子供が誕生した時、いつも動画で記録しました。

 一番使いやすいのはマイクドライブでいっぱい撮れて操作性のいいSX560ですね。今でも奥さんは一番気に入ってます。不満は光学ズームの無いところでしたが、その後もズーム付きで満足いく機種が出ないため、SX560はいまだに現役です

 吹奏楽の演奏会などを良く撮影するが、内蔵マイクの音質の悪さ、録音レベル(ゲイン)が固定できないのが不満。テレビに映すには十分きれいな映像が撮れているのだから、録音関係にもっと力を入れて欲しい

 子供が生まれるので購入しました。でも、もう少し前に買っておけば亡くなった祖父、祖母が記録できたと思ってます。その当時高かったですからね。不満なのはDVテープの記録時間が少ない点と、巻き戻しや頭だしに手間がかかる点ですかね。それでも何かの拍子に撮ると、後で見た時に本当に楽しいですよ

 私の主な使用目的は旅行ですが、旅行以外では使用頻度が著しく下がり、他の利用法を考えていました。パソコンで撮ったテレビ番組をi.LINK経由で録画して、通学時に視聴してみましたが、録画に再生と同時間がかかりるため、結局1度だけで終わりました。転送が手軽にできれば動画ビューワーとして使えるのでは……。バッテリもよく持ちますし

 digital8という日本ではレアな種類のビデオカメラを持ってます。昔のHi8のテープのMPEG-2化に使おうと思って買ったのですが、当時はPCの方が力不足で面倒でした。最近DVD-Rドライブを買って、メモリも増やしたのでぼちぼち編集してDVDに焼こうと思ってます。他のLDやVHSのデータも、このカメラを通すとデジタル化できるので便利です

 VX2000クラス以下で、3CCDモデルが皆無。縦スタイル(ソニーでいうとPC)より横スタイル(TRV)の方がホールド性が良いにもかかわらず、市場には縦スタイルばっかり。

 最近の新製品は女性向けをうたったローエンドモデルばかりだが、ミドルハイクラスのプロダクトを再び出し始めて欲しい! HDV規格対応カメラで撮って編集してみたい

 重い。不要。特に独身者には

 主にチョウを撮影するために購入した民生用DVカメラ。今では計9台になってしまいました(その中にはXL1、XL1S、VX2000も各1台ずつある)。体が動かなくなったら編集でもしようかと大量に撮りためたNTSC、4:3 DVフォーマットのチョウビデオが、16:9のHD規格が進む中で使い物になるのかどうか不安です。

 どうせNTSCが使い物にならなくなるのなら、キヤノンさん、ソニーさん、早く民生用のまともなHD DVカメラを出してください。できたら今すぐに。9月や10月に出されると撮影できなくなるチョウがたくさんいるので。

 キヤノンのXL1Sは画質も含め最高に使いやすいカメラです。それと、手のひらサイズでAEロックできるDVカメラ、キヤノンさん出して

 映像作品作成のために購入。結婚式の余興用など、年に1、2作品作成しています。不満点は画質が悪い、ボケが演出できない、色深度が浅い、暗い映像で解像度が低い、マニュアル操作がしづらいなど。小型なのはいいが、耐久性にも不満があります

 2年に1度のモーターショー用。もっと広角が欲しい

 DVD-RAMの便利さを体験したことから、今まで購入をためらっていたDVDに記録するタイプのビデオカメラを購入。実際に使ってみると8cmのDVD-RAMに記録して、家で12cmのDVD-Rに変換する作業が簡単で気に入ってます。再生も見たいシーンがすぐ出せるし、保存場所もとりません。気になるのはメディアの価格くらいですが、最近値段も落ち着いてきたみたいです

(2003年4月28日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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