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アップル、新型「iPod mini/photo」の説明会を開催
−より鮮やかになった「mini」、薄くなった「photo」


新「iPod mini」

2月25日開催


同社代表取締役兼米Apple マーケティング担当バイスプレジデントの前刀禎明氏 iPodの周辺機器がどんどん発売され、「iPodエコノミー」が広がる

 アップルコンピュータ株式会社は25日、23日に発表・発売した「iPod mini」と「iPod photo」の説明会を開催した。

 同社代表取締役兼米Apple マーケティング担当バイスプレジデントの前刀禎明氏は、「iPodは昨年末の時点で1千万台を出荷した」と好調さをアピール。カーオーディオなどとも接続できる環境が整いつつあることを示し、「テープ→CD→MD→iPodと進んできている。圧倒的に普及したものだけを採用する業界で、MP3プレーヤーではなくiPodが採用されている」と自信を見せた。

 さらに、GfK Japanの調査を引用して「ポータブルオーディオの国内シェアは2004年11月にはMD、CD、デジタルミュージックプレーヤーだったのが、2004年4月にデジタルミュージックプレーヤーがCDを抜き、2005年2月にはデジタルミュージックプレーヤーがトップになった。特に、iPod shuffleの投入で大幅に伸びた」ことを強調。「iPodは、デジタルオーディプレーヤーのNo.1ではなく、携帯プレーヤーのNo.1になる」という目標を掲げた。

カーオディオもiPodへの対応が進んでいる GfK Japan調査のポータブルオーディオの国内シェア。shuffleの投入で急激に伸び、iPodがMDを抜いてトップになった 同社では、「欧米とは異なりMDが圧倒的に強かった国内市場でも、欧米の様は急速な普及を目指す」とした

新「iPod mini」。パッケージデザインも変更された
 新「iPod mini」では、本体サイズ、重量を変更せずにバッテリ駆動時間を8時間から18時間に大幅に延長しているが、これを実現したのは「パワーマネージメントの向上や、高エネルギー密度の新バッテリの採用による」(同社)と説明する。しかし、残念ながら、旧iPod miniのバッテリを新バッテリに交換するサービスは、「現在のところ予定はない」としている。

 カラーリングもより鮮やかになったほか、ゴールドがなくなり4色となった。同社ではその理由を、「春に近いということもあり、シーズンに合わせた色にした。色のトレンドも変わってきており、ゴールドがなくなったことにそれ以外の深い理由はない」と説明する。

左が旧ピンク、右が新ピンク 下が旧ピンク、上が新ピンク。比較するとかなり彩度が高くなっているがわかる 左が新グリーン、右が旧グリーン
iPod miniでは、Click Wheel上の文字もボディーと同じ色に変更された 純正オプションにボディーカラーに合わせたアームバンドや、ネックストラップなども追加された

【iPodシリーズのラインナップ】
製品容量外形寸法重量価格

iPod
20GB約60.9×14.5×104.1mm約158g32,800円

iPod U2 Special Edition
20GB38,800円

iPod photo
30GB約61.8×16.1×103.5mm約166g38,800円
60GB約61.8×19.1×103.5mm約183g49,800円

iPod mini
4GB約50.8×12.7×91.4mm約103g21,800円
6GB27,800円

iPod shuffle
512MB約25×8.5×85mm約22g10,980円
1GB16,980円
※価格は2月25日現在

 今回のモデルチェンジでは「iPod mini」と「iPod photo」の新機種が登場した以外にも、「iPod」から40GBモデルを省き20GBモデルのみとして値下げも行なわれ、ラインナップが整理されたことも注目される。

 「今まで、iPod photoは最上位モデルというイメージで捉えられ、音楽だけを楽しみたいユーザーには、『高い』、『厚い』ということが障害になっていた。音楽ユーザーにも、是非カラー画面を楽しんでほしくて、iPod photoの価格を下げた」という。

iPodシリーズの新ラインナップ。左から「iPod photo 60GB」(19.1mm厚)、「iPod photo 30GB」(16.1mm厚)、「iPod 20GB」(14.5mm厚)、「iPod mini」(12.7mm厚)

新「iPod photo」。パッケージデザインも変更されている
 また、iPod photoのビデオ出力についてもオプション扱いになり、「iPod photo AV cable」(AppleStore価格2,200円)または、「iPod photo Dock」(同4,500円)を別途用意しなければならなくなった。この点については、「写真だけでなく、音楽ユーザーにも訴求するため、付属させるよりオプション化することで本体を安くした」と説明する。

 さらに、同時に発表された、デジタルカメラと直接接続して写真をiPod Photoに転送するアダプタ「iPod Camera Connector」(3月下旬発売、3,400円)も大きな特徴となっている。

 iPod Camera Connectorでは、iPod photoのドック用端子と、デジタルカメラのUSB端子を直接接続して写真の転送を行なえる。

 なお、詳細な仕様は現時点で未定。USBマスストレージや、PTPなどに対応予定で、対応デジタルカメラについては、近日中に同社Webサイト上で公開される。

 iPod photoでは、30GB、60GBとも容量に関係なく収録可能な写真の枚数は25,000枚に制限されるているが、これはデータ容量の問題ではなく、フォトビューア操作時のレスポンスを維持するための制限だという。なお、旧iPod photoでもファームウェアアップデートすることでiPod Camera Connectorに対応する予定。

 今回発売された新「iPod mini/photo」では、USBケーブルが標準で付属し、FireWireケーブル(2,200円)がオプションとなったことも、初代「iPod」がFireWireでしか接続できなかったことを考えると大きな変更点といえるだろう。「iPodは、そもそもクロスプラットフォームが趣旨。USB 2.0がWindowsとMacintoshに共通する適合性の高いインターフェイスであり、shuffleがUSB接続であることもあり統一した」(同社)。

 USB 2.0を搭載していないMacintoshユーザーからの反発も予想されるが、「そういった方はもうiPodを所有していて、既にFireWireケーブルも持っているだろうから、FireWireケーブルが付属しないことで無駄にならない」とメリットにもなることを強調した。


□アップルのホームページ
http://www.apple.com/jp/
□製品情報(iPod mini)
http://www.apple.com/jp/ipodmini/
□製品情報(iPod Photo)
http://www.apple.com/jp/ipodphoto/
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(2004年2月25日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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