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株式会社パワードコムは30日、株式会社東芝、東京電力株式会社と共同で実施している、光ファイバーを使ったハイブリッドレコーダへの映像配信サービス「ひかり de DVD」のトライアル期間の終了日を、当初予定していた3月31日から、9月30日まで延長すると発表した。
「ひかり de DVD」は、東京電力の光ファイバ接続サービス「TEPCOひかり」を利用して、対応する東芝製ハイブリッドレコーダ「RD-X4TP」(73,290円)に直接映像を配信するというVODサービス。 コンテンツを保存するパワードコムのデータセンターとTEPCOひかりのネットワークを直結し、ダウンロード配信する。コンテンツはダウンロード用のCPRM「CPRM for Network Download」で保護されており、DVD-RAMに記録し、再生する。
募集人数1,000人のところ、約500名のモニターが参加。トライアルサービスは2004年12月1日から2005年3月31日まで実施される予定だったが、今回9月30日まで延長された。 これに伴い、中部電力株式会社、株式会社ケイ・オプティコム、九州通信ネットワーク株式会社が新たにトライアルに参加。4月1日からは、CDN網による提供拡大に向けた技術検証が実施され、各拠点への計画配信機能や、分散拠点で一時的にタイトルを保存する「タイトルcache」機能などがテストされる。 さらに、ユーザーの利便性の面では運用サポート機能の充実や、クレジットカード以外の決算方法の検討、GUIの利便性向上などが予定されているほか、商用サービス開始時の事業体制の検討も行なわれるとのこと。また、ダウンロードスピードの高速化や、提供コンテンツの充実など、モニターから寄せられた要望の実現にも努力していくとしている。
なお、現在モニターとして参加しているユーザーに対しては、現行のモニター端末で引き続きモニタリングを要請する。
□ひかり de DVDの公式サイト
(2005年3月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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