そこで、アフィリエイト導入から約4カ月、12月14日までAV Watchのアフィリエイトを介して注文された、Blu-ray DiscとHD DVDの各ビデオタイトルを上位5位まで集計した。同ランキングは注文枚数(発売前の予約枚数含む)をカウントしたもので、「注文数シェア」は、それぞれのフォーマット全体に占める枚数ベースのパーセンテージを示している。 なお、Amazon全体ではなく、あくまでAV Watch読者が注文したソフトのランキングなので、「AV Watch読者層」という偏りが含まれている。そういった意味も含めて、年末のソフト購入の参考にして欲しい。
また、次世代DVD全体の注文枚数を100%とした場合のフォーマット別枚数シェアは、BDビデオが86%、HD DVDが14%という結果になった。ただ、AV Watchのアフィリエイトをスタートしたのが8月のため、4月からソフト/ハードをリリースしているHD DVDには不利な集計条件となっている。 BDビデオ普及の鍵を握る「PLAYSTATION 3」は依然として品薄状態が続いているが、BDビデオ対応のBDレコーダは松下電器の「DMR-BW200/BR100」が既に発売。ソニーも「BDZ-V9」が発売され、「BDZ-V7」が16日にリリースされるなど、レコーダの対応機器が急速に増えている。 HD DVDも、Xbox 360に追加することで、低価格で再生環境が構築できる「Xbox 360 HD DVDプレーヤー」を11月22日に発売。12月下旬には東芝が実売11万円前後のプレーヤー「HD-XA2」と、49,800円前後の「HD-XF2」を発売予定だ。
どちらのフォーマットも、約5万円の低価格プレーヤーを用意したことで、2006年末に普及に向けた本格的なシェア争いがスタートすることになる。
Blu-rayでは、押井守監督の劇場用アニメ「イノセンス」が首位を獲得。2位はミッション:インポッシブルシリーズ3作品をまとめた「トリロジーBOX」がランクイン。なお、最新作・単品版である「スペシャル・コレクターズ・エディション」も4位に入った。 そのほか、ランキングには入らなかったが「X-MEN:ファイナルディシジョン」、アニメ「AIR」のBOXなどなどが人気を集めている。
HD DVDのトップはアニメ「ブレイブ ストーリー」が獲得。最新のデジタルアニメならではの高画質が魅力のタイトルだ。2位にはBDと同じく「M:i-3 トリロジーBOX」がランクイン。続いて単品版の「「M:i-3」単品版と「ソードフィッシュ」が3位に入った。4位には2007年1月12日に発売が延期された「キング・コング」がランクインしている。
なお、6位には同枚数で「アポロ13」、「サラマンダー」、「シリアナ」、「夜桜(ツインフォーマット版)、「リベリオン 反逆者」の5タイトルが続いている。
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(2006年12月15日)
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