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渋谷のTOKYO FM スペイン坂スタジオが23年の歴史に幕。一般開放も
2016年7月19日 12:26
渋谷にある東京FMの公開生放送スタジオ「TOKYO FM 渋谷スペイン坂スタジオ」が、渋谷パルコの建て替えに伴い、8月7日で閉鎖される事となった。18日には特番も放送。6月19日から特定のスケジュールで、一般開放も行ない、記念撮影もできる。
スペイン坂スタジオは、'93年の6月19日に渋谷PARCO パート1の1階にオープン。当時としては珍しく、ラジオの生放送が見学できるスタジオとして渋谷の観光名所的な存在になった。23年間で、3,500組のゲストが出演。第1回のゲストは福山雅治。'95年にSMAPが登場した際は、過去最多の3万人が集まった。現在は多くの観覧者が予想される場合は先着や抽選となっている。
過去最多出演アーティストはスガシカオで40回以上。“過去最大”のゲストは元大関の小錦で、当時スタジオがリニューアル前でブースに入れなかったため、スタジオの外から出演したというエピソードもある。
スタジオの一般開放スケジュール予定は以下のとおり。ただし、変更になる場合もあるため、詳細は特設サイトを参照のこと。
- 7月19日(火)～21日(木)11:00～14:00
- 7月22日(金)11:00～19:00
- 7月24日(日)11:00～19:00
- 7月25日(月)29日(金)11:00～14:00
- 8月1日(月)～4日(木)11:00～13:00
- 8月5日(金)11:00～19:00
スタジオ横の壁には、TOKYO FMのロゴマークを手がけた箭内道彦が、ライブペイントで描いたハートのマークも登場。特番に出演したパーソナリティ達が、その周りに直筆サインやメッセージを書き入れており、スタジオがクローズとなる8月7日まで見る事ができる。
18日に放送された、10時間の公開生放送特番には、レギュラー番組を長年スペン坂スタジオから放送した小林克也や、ゲスト最多登場のスガシカオ、昨年初めてスペイン坂スタジオからの公開生放送を体験した広瀬すずなど、ゆかりのある著名人からのコメントも寄せられた。
この他にも、8月7日までは人気番組の公開収録、公開生放送なども予定。最新情報は特設サイトで案内される。
