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ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」

 独ULTRASONEは、開放型ヘッドフォンのフラッグシップモデル「Edition 15」を発表。国内ではタイムロードが発売し、発売時期は未定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36万円前後。11月3日と4日に東京・中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭 2017」に出展し、3日に発表会を開催する。

ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」 Edition 15
Edition 15

 頭内定位を解消し、広がりのある音を実現する同社「S-Logic EX」テクノロジーの特徴を存分に発揮する開放型ヘッドフォンとして開発されたモデル。'13年発売のEdition 5発売から4年を経て、「開放型ヘッドフォンの常識を打ち破るべく、Edition 15は生み出された」としている。

 同社のノウハウを盛り込んだ新開発の「GTC ドライバー」を採用。チタニウム素材のセンターキャップと、ゴールド素材の振動板のハイブリッド設計で、同社が長年採用してきた両素材の優れた特質を高い次元で融合したという。低域電磁波低減技術のULEも搭載。

ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」 Edition 15
Edition 15

 ハウジングは、アメリカンチェリーウッドの無垢材を手作業により切削したメインフレームに、エアフローを考慮してパンチングを施したステンレスプレートを組み合わせている。ウッドとメタルの異なる素材をコントロールし、理想的なオープンバックハウジングを完成させたという。

 ヘッドパッドはメリノシープスキンを採用。柔軟性と耐久性が高く、長時間でも快適にリスニングできるという。

 イヤーパッドは、開放型の特性を活かすためにマイクロベロア素材を採用。マグネットによる脱着式で、消耗時などに簡単に交換できる。専用オプションパーツとしてメリノシープスキン製の交換パッドも用意され、好みに合わせてサウンドチューニングできる。

 ケーブルは着脱可能で、高信頼性のLEMOコネクタを採用。安定した信号伝送ができるという。ケーブル交換により、長さの変更やバランス接続も可能となる。付属ケーブルは ステレオミニ-LEMOコネクタの1.2mと3m。標準プラグ変換アダプタも同梱する。

ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」 LEMOコネクタでケーブル着脱が可能
LEMOコネクタでケーブル着脱が可能

 ドイツの職人の手作業で、1台ずつ組み上げて製造。再生周波数帯域は5Hz~48kHz、出力音圧レベルは94dB。ケーブルを除く重量は338g。ハウジングのアメリカンチェリーウッドの色味に合わせた、本革貼りのハードケースも付属する。

ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」 本革貼りのハードケースが付属
ULTRASONE、チタン&ゴールド採用の開放型ヘッドフォン最上位「Edition 15」 本革貼りのハードケースが付属
本革貼りのハードケースが付属