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日本初、CD音質のロスレスFLACで音楽配信「Deezer HiFi」8日スタート。月額1,960円

 Deezer(ディーザー)は、日本初となるCD音質の44.1kHz/16bit、ロスレスのFLACフォーマットで音楽をストリーミング配信するサービス「Deezer HiFi」を12月8日から日本でスタートする。オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン、ヤマハとのパートナーシップで開始し、3,600万曲以上を提供。利用料金は月額1,960円(税込)。 邦楽も当初より提供し、 順次拡大するという。

Deezer HiFiのロゴマーク

 CD音質の配信が利用できるのは、PC用クライアント、パートナー企業であるオンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンのデジタルオーディオプレーヤー、ヤマハのMusicCast対応製品。iOS/Android向けにアプリも用意しており(iOS向けは今後提供予定)、スマートフォン向けにはロスレスではなく128~360kbpsでの配信となる。

 有料サービスだが前述のオンキヨー&パイオニア、ヤマハの対応製品を購入したユーザーは、3カ月無料トライアルが利用できる。有料会員は、広告無しの音楽再生と、マイ・ミュージック、 プレイリストなどの機能が利用可能。

 ユーザーに新たな音楽との出会いを提供する、アルゴリズムと音楽エディターによるキュレーション機能の「Flow」も用意する。

 Deezerは185カ国でサービスを運営。全世界で1,200万以上のアクティブユーザーがいる。会社設立は2007年で、フランスのパリに本社がある。

 CEO Asiaのヘンリク・カールバーグ氏は、「アジアの音楽マーケットのリーダーとして、またアーティスト、デザイン、テクノロジーとイノベーションに重きを置く日本でサービスを開始出来ることを、 そしてオンキヨー&パイオニア、ヤマハというテクノロジー業界における革新的ブランドを持つ両社とのパートナーシップで、Deezer HiFiを提供できることを光栄に思う」とコメント。「Deezer HiFiを日本、そして全世界の音楽ファンに届ける事で、全く新しい音楽体験を届けるのみならず、日本の音楽シーンにおいて新たに支持いただけるブランドを確立するよう努力する」としている。

ヤマハのMusicCastとDeezer HiFiが連携

 ヤマハは、AVアンプやサウンドバーなどで、ネットワーク機能の「MusicCast」対応を拡充させているが、MusicCast対応モデルは、一部機種を除いてDeezer HiFiに対応する。また、MusicCast機能をコントロールするアプリ「MusicCast CONTROLLER」を使い、Deezer HiFiのブラウズや曲選択・再生ができる。

MusicCastとDeezer HiFiが連携

 さらに、「ヤマハでDeezer HiFiをはじめよう」キャンペーンも実施。対象のMusicCast対応モデルを持っているユーザーが、アンケートに回答すると、もれなくDeezer HiFiの3カ月無料トライアルコード(約6,000円相当)がプレゼントされる。応募期間は2017月12月7日~2018年2月28日まで。応募期間中に対象モデルを購入したユーザーも対象となる。

 なお、対象となる製品の一覧は、ヤマハのキャンペーン専用ページに掲載されている。

 対象製品を持っていなくても、プレゼントに応募できる。ヤマハ オーディオ製品のTwitter、またはInstagramの公式アカウント「Yamaha Audio Japan」をフォローし、投稿した人から抽選で808人に、3カ月無料トライアルコードをプレゼントする。応募期間は2017年12月7日~2018年1月8日まで。

【訂正】
記事初出時に「全てのMusicCast対応製品がDeezer HiFiに適合する」と記載しておりましたが、ヤマハから、MusicCast対応製品の一部が、Deezer HiFiに対応していない事が判明したと発表されたため、修正しました。対象製品はヤマハのキャンペーンページに記載されています。(12月8日追記)