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FOCALのヘッドフォン「Listen」や「Spark」など5機種が12月下旬発売。BT版も

 エミライは、仏FOCALのイヤフォン/ヘッドフォン5機種を12月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、ヘッドフォン「Listen」が23,000円前後、Bluetoothヘッドフォン「Listen Wireless」が28,000円前後。イヤフォンの「Sphear S」が12,500円前後、「Spark」が6,500円前後、Bluetoothイヤフォン「Spark Wireless」が9,000円前後。いずれも11月に発表していたが、具体的な発売時期が決定した形となる。

Bluetoothヘッドフォン「Listen Wireless」
  • Listen:23,000円前後
  • Listen Wireless:28,000円前後
  • Sphear S:12,500円前後
  • Spark:6,500円前後
  • Spark Wireless:9,000円前後

ヘッドフォン「Listen」とBluetoothモデルの「Listen Wireless」

 「Listen」は有線接続のヘッドフォンで、自社開発のマイラー・チタンドーム振動板を採用。素材はマイラーで、中央のコーン部分にチタンを蒸着、中央の剛性を上げながら、周囲の部分はフレキシビリティを維持している。

ヘッドフォン「Listen」

 イヤーパッドは22mm厚の低反発タイプで、ウレタンフォームとマイクロファイバー製クッションで構成。優れたノイズ遮音性能と快適さを追求しているほか、このパッドでアコースティックな音質のチューニングも行なっている。

 ハウジングは密閉型。折りたたみも可能で、スタジオ用途も想定した堅牢さを備えている。ケーブルにはリモコンも装備し、着脱可能。

 このListenをベースに、Bluetooth対応としたのが「Listen Wireless」。Bluetooth 4.1に準拠し、コーデックはaptXに対応。ユニットにはマイラー・チタンドーム振動板を使い、22mm厚のイヤーパッドも備えている。

イヤフォン「Sphear S」

 有線接続のイヤフォンで、カラーはブラックとローズゴールドを用意する。ドライバはダイナミック型で、サイズは10.8mm径。マイラー製で、40kHzまでの高域再生が可能。センターベントと呼ばれる穴を、振動板の中央に設けて振動板の動きや低音レベルを最適化している。

 解剖学的観点から耳の構造を再検討し、開発したというハウジング形状を採用。

 ケーブルには無指向性マイクを備え、からみにくいフラット構造を採用している。

イヤフォン「Sphear S」

イヤフォン「Spark」とBluetoothタイプの「Spark Wireless」

 9.5mm径のダイナミック型ユニットを採用したイヤフォン。有線モデルの「Spark」には、ケーブルに3ボタンのマイクリモコンを装備。有線モデルのカラーバリエーションはブラック、コバルトブルー、シルバー。

イヤフォン「Spark」

 Sphear Sで培った技術をドライバに投入。FOCALのロゴ入りステンレス製プレートも装備。ケーブルは絡みにくいフラットタイプ。

 Spark WirelessはSparkをベースとしたBluetoothタイプで、Bluetooth 4.1に準拠。コーデックはaptXに対応。ドライバに最適化されたDACとアンプ回路を搭載した。

 からみにくいフラットケーブルを採用し、マイクリモコンも備えている。バッテリもケーブルに備えているが、リモコンとバッテリユニットは個別筐体になっている。これは重量配分や、バッテリが劣化した際の交換などを考慮したもの。

Bluetoothタイプの「Spark Wireless」