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シャープの「RoBoHoN」が歌詞先読みや楽曲認識に対応

 シャープはモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」が、歌詞や曲名を教えてくれる新サービスを12月20日より提供開始する。

 シャープとシンクパワーが協力し、シンクパワーの歌詞サービスと同社が日本総代理店をつとめる中国WOLA ENTERTAINMENTの楽曲・音声認識技術を「ロボホン」に採用。ロボホンが音楽の歌詞を教えてくれる「歌詞先読み」と音楽を聴くだけで曲名などを教えてくれる「楽曲認識」にロボホンが対応する。

 「歌詞先読み」は、ロボホン専用の音楽再生アプリ「Music」内で、歌詞先読み機能を使用すると、ロボホンが、再生された音楽の歌詞を歌唱よりも少し先に読み上げてくれるというもの。時間情報を持つ「同期歌詞データ」を活用し、音楽再生に合わせて、指定した時間差で歌詞を読み上げる。

 「楽曲認識」は、音楽を聴き取るだけで、 曲名やアーティスト名を判定する機能。ロボホン専用アプリ「この曲何?」を起動し、ロボホンに音楽を聴かせると、曲名やアーティスト名を教えてくれる。鼻歌での認識にも対応する。同機能は、WOLAの音声フィンガープリントを基にした楽曲認識技術(ACRCloud)を利用している。