ニュース

4K/8K放送録画可能な録画用Blu-ray Disc仕様決定。'18年ライセンス開始

 Blu-ray Discの規格策定を行なうBlu-ray Disc Association(BDA)は20日、日本市場向けの次世代放送向け録画用Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)の仕様を発表した。この策定により、録画機器やメディアが普及している日本市場で、4K/8Kコンテンツの録画が可能になる。次世代放送向け録画用BD規格のライセンスは、2018年1月初旬に開始される予定

 日本ではBDレコーダがブルーレイハードウェア市場の75%近くを占め、録画用ディスクは放送コンテンツの記録やアーカイブに広く使用されているため、日本市場を想定し規格化した。1層25GB、2層50GBの録画用BD、および3層100GB、4層128GBのBDXLに、新たに録画用ディスクへの高解像度の4K/8K放送録画を定義する。

 BDAプロモーションコミッティのビクター・マツダ議長は、「4Kはもはやテレビで標準であるだけではなく、モバイルデバイスやビデオカメラにも広がっている。録画型ブルーレイを4K/8Kコンテンツ対応に拡張することは当然の流れであり、実用的な規格拡張。4K/8K放送が2018年末頃から始まるが、高品質な体験を求める消費者の需要にあわせて、継続的に拡張できることがブルーレイの最大の強みであり、長く成功する秘訣」とコメントしている。

 日本においては、2018年12月に「新4K8K衛星放送」の開始を予定している。