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GoProの5.2K全天球カメラ「Fusion」、4月頃日本発売。アプリでHD映像切り出し

 GoProは、米ラスベガスで現地時間の9日に開幕したCES 2018において、5.2K解像度で全天球撮影ができるカメラ「Fusion」の新情報を公開。日本での発売は4月頃を予定しているという。価格は88,000円(税込)。北米などでは販売・発送を開始しており、Fusionで撮影した360度映像から、好きなアングルでHD映像を切り出す「Mobile OverCapture」機能をGoProのアプリに追加した。

GoProのFusion

 「Fusion」は、本体の前面と背面にカメラとレンズを装備。5.2K/30fpsで全天球撮影できるカメラで、VR動画用の撮影も可能。手ブレ補正機能も備えており、「ジンバル並の安定化が可能」という。3K/60p撮影も可能。ビデオフォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。

 連携するアプリ「GoPro」のiOS版がアップデートされ、「Mobile OverCapture」機能が追加された。これは、5.2Kで撮影した360度映像を撮影した後で、アプリを使って、任意のカメラアングルでHD映像を切り出せるもの。

「GoPro」アプリの「Mobile OverCapture」機能イメージ

 例えば、三脚に固定したFusionのまわりでスケートボードの練習をして、撮影した後で、滑る自分をカメラマンが追いかけて撮影したような映像が切り出せる。

GoPro Fusion: GoPro アプリを使用したモバイル オーバーキャプチャ