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東芝テレビ事業のハイセンスへの株式譲渡完了

 東芝は28日、テレビ事業などを手掛ける連結子会社であった東芝映像ソリューションの発行済株式の95%を、中国ハイセンスグループへの株式譲渡完了したと発表した。

 テレビ事業のハイセンスへの譲渡は2017年11月に発表し2月末以降に完了予定としていた。これに伴い、東芝映像ソリューション(TVS)は、東芝の連結対象から外れることとなり、TVSは今後、ハイセンスのもと、自社の競争力と企業価値を高め、映像事業の継続的な発展を目指していく。

 なお、譲渡完了により、連結税引前損益ベースで東芝に売却益250億円、及び税額影響400億円の合計650億円の損益改善効果となる。2018年2月14日付で公表した2017年度通期連結業績見通しに織込済み。