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LG、DTS Virtual:Xで音の“高さ”を体験できる4K液晶TVテレビ。43型12万円～
2018年4月12日 00:05
LGエレクトロニクス・ジャパンは、DTS Virtual:X対応の4K液晶テレビ「UK7500P」シリーズと、「UK6300P」シリーズを4月20日より順次発売する。価格はオープンプライス。UK6300Pの画面サイズは65/55/49型の3サイズで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は16万円～27万円前後。UK6300Pシリーズは、60/55/49/43型の4モデル展開で、12万～25万円前後。
両シリーズ以外にも、4K液晶テレビのハイエンドシリーズ「SK8500P」と「SK8000」、有機ELテレビを4月20日より順次発売する。これらは別記事で紹介している。
- 65型「65UK7500PJA」：27万円前後
- 55型「55UK7500PJA」：20万円前後
- 49型「49UK7500PJA」：16万円前後
【UK7500Pシリーズ】
- 60型「65UK6300PJF」：25万円前後
- 55型「55UK6300PJF」：16万円前後
- 49型「49UK6300PJF」：14万円前後
- 43型「43UK6300PJF」：12万円前後
【UK6300Pシリーズ】
UK7500P/UK6300Pシリーズは、4K IPS液晶パネルを搭載し、HDRにも対応した液晶テレビのエントリーシリーズ。解像度は3,840×2,160ドットで、HDR信号はHDR10とHLGに対応する。HDR効果モードにより、SDR信号もHDR効果を加えて視聴できる。
UK7500Pシリーズは、上位機と同様にカラーフィルタ上に極小の粒子を塗布して色再現性を高める「TruNano Display」を搭載。正確な色再現を可能とする。
UK7500P/UK6300Pのいずれもバックライトはエッジ型LED。2倍速相当の残像低減技術「TruMotion 120」を備える。
特徴はスピーカーでテレビスピーカーだけで立体音場を創出する「DTS Virtual:X」に対応。前後左右の音の広がりに加えて高さ方向の音再現を可能とする。スピーカー構成はフルレンジ×2で、出力は20W。UK7500Pシリーズは、部屋に合わせて音質を自動調整する「オートサウンドチューニング」に対応する。
チューナは地上/BS/110度CSデジタル×2。別売USB HDDへの裏番組録画機能も備える。
HDMI入力は4系統で、4K/60pに対応。コンポーネント映像入力、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力なども装備する。
UK7500Pシリーズは、マジックリモコンによりポイント/クリック操作が可能で、LGが推進するAIによる家電連携機能「ThinQAI」に対応。マジックリモコンのマイクにキーワードを話せば、放送番組やYouTube、VOD、Webページの検索や選択が行なえる。
ThinQAIは、4月の製品発売時点では日本語による操作には対応していないが、4段階のThinQAI強化を準備中。テレビ操作やスマートスピーカー対応は2018年夏頃までの対応を予定しているという。
- 音声によるネット・コンテンツ検索(対応済み)
- 音声によるアプリの起動やチャンネルや音量などのテレビ操作(コマンド・自然語対応)(日本語は対応時期未定)
- Google HomeやAlexa(=外部スマートスピーカー)との連携(2018年夏頃対応予定)
- テレビからのレストラン予約など外部サービスと連携した機能(対応時期未定)
UK6300Pシリーズは、マジックリモコンが別売のため音声操作やサウンドチューニングのためには、別途マジックリモコン(AN-MR18BA)を購入する必要がある。
OSはweb OS。「モバイルコネクションオーバーレイ」に対応し、Miracast対応のAndroidスマートフォンの画面をテレビに重ねるように表示できる。これにより、テレビ画面を表示しながらネットやチャットが可能となった。
スタンドを含む外形寸法と重量は、UK7500Pシリーズの65型が145.6×31.9×91.6cm(幅×奥行き×高さ)/26.2kg、55型が123.7×24.8×79.4cm(同)/17.6kg。49型が110.2×24.8×71.7cm(同)/14.5kg。
UK6300Pシリーズは、65型が146.8×31.1×91.1cm(幅×奥行き×高さ)/22.1kg、55型が124.7×25.9×78.5cm(同)/15kg、49型が111×25.9×70.5cm(同)/12.4kg、43型が97.7×22.4×63.6cm(同)/9.3kg。