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「ドルビーシネマ」日本上陸、MOVIXさいたまに年内。Dolby Vision×Atmos×デザイン

 ドルビーラボラトリーズは、日本初となる「ドルビーシネマ」(Dolby Cinema)を劇場導入する契約を松竹マルチプレックスシアターズと締結。2018年内に、MOVIXさいたまへ導入。これを皮切りに、順次導入を進めていくという。

ドルビーシネマのイメージ

 ドルビーシネマは、ドルビーの最新鋭シネマ技術。HDR表示を行なうDolby Visionと、立体音響技術のDolby Atmosを採用し、さらにシネマ体験に最適化されたインテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメントのシアターデザインも採用。これらが一体となって、「アクションやストーリーをより豊かに観客にお届けし、まるでスクリーン上の世界にいるような感覚を味わえる」という。北米からヨーロッパ、中国などで既に採用されている。

 Dolby Atmosは、既に日本の映画館に導入されているが、Dolby Visionとシアターデザインを高次元に融合したドルビーシネマの導入はこれが初となる。

ドルビーシネマのロゴ

 ドルビーラボラトリーズ プレジデント兼 CEO ケヴィン・イェーマン氏は、ドルビーシネマについて「最高の環境の中で、最もパワフルな映像・サウンド体験を映画ファンにお届けすることによって、映画に命を吹き込む」ものと説明している。

 松竹マルチプレックスシアターズは現在、30劇場297スクリーンを全国に展開している。