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“シュタゲ”仕様ハイレゾプレーヤー&イヤフォン、オンキヨーとパイオニアから

 オンキヨーは、ハイレゾプレーヤー「DP-S1A」と、想定科学アドベンチャー「STEINS;GATE」とのコラボモデル「DP-S1A S;G」を期間限定で予約販売する。パイオニアブランドのイヤフォン「SE-CH9T」にも、コラボモデル「SE-CH9T S;G」を用意。いずれも、オンキヨーの直販サイトとe☆イヤホンで予約を受付、期間は4月26日11時~6月25日20時まで。価格はプレーヤーが8万円、イヤフォンが2万円(どちらも税/送料込)。発送は8月末より順次行なう。

コラボプレーヤー「DP-S1A S;G」

 なお、4月30日に中野サンプラザにて開催される「科学アドベンチャーライブ2018 -SINGULARITY-」において、コラボモデルの実機を展示。「STEINS;GATE」のハイレゾ楽曲が試聴可能なオンキヨーブースを出展する。試聴した人には先着500人に、描き下ろしイラストのA4クリアファイルもプレゼントする。

コラボイヤフォン「SE-CH9T S;G」

プレーヤー「DP-S1A S;G」

 ベースモデルは「rubato DP-S1A」。コラボ仕様の「DP-S1A S;G」は、STEINS;GATEの「FUTURE GADGET NO.50号機」に認定されており、ラボメンバッジを元に制作したオリジナルロゴを本体背面に、バンパーケース正面右サイドには「STEINS;GATE」のロゴをレーザー刻印。作品の世界観を表現している。

 パッケージは本体とバンパーケースが一緒にセットされる仕様で、デザインは今回の為に制作された描き下ろしイラストを内側に印刷。外側と共に作品の世界観を象徴している。さらに、画面保護ガラス「DPA-DT021B1」もプレゼントされる。

「DP-S1A S;G」の背面

  さらに、オンキヨーコラボレーション製品では初のオリジナルUIも搭載。独自OSを搭載している事を活かし、オンキヨーが開発されたSTEINS;GATE仕様のファームウェアを採用。デザインは、STEINS;GATEの松原達也プロデューサーが担当。起動画面や終了画面、各種アイコンなどがオリジナル仕様となる。

 また、「科学アドベンチャーライブ2018 –SINGULARITY-」にて収録されるライブ音源から厳選された4曲をプリインストールする。

「DP-S1A S;G」のパッケージ

 3.5mmのアンバランス出力に加え、2.5mm 4極のバランス出力も搭載。同時発表されたコラボイヤフォン「SE-CH9T S;G」とバランス接続する事で、「ハイレゾ音源の特長である音の解像度、広がりをより感じられる高音質再生を楽しめる」という。

 DACはESS製SABRE DAC「ES9018C2M」。アンプ部には、DACからの伝送をスムーズに行なえるSABRE「9601K」をそれぞれ2基使ったフルバランス回路構成を採用。BTLバランス駆動方式に加え、Active Control GND駆動方式を採用し、2つのDAC出力(L-GND/R-GND)をCOLD側アンプとして単独駆動させ“0V”に強固に固定することで、グランドの揺らぎを徹底排除し、クリアかつパワフルで定位感と奥行きのあるサウンドを実現するという。

 オーディオクロックは44.1kHz/48kHzの2系統を搭載。基板内のDAC/アンプをシンメトリーに配置するとともに、オーディオ基板と電気ノイズの多い電源部を分断して設計し、オーディオ回路へのデジタルノイズの影響を低減している。

 FLAC/WAVは192kHz/32bitまで、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生に対応。MQA音源の再生もサポートする。

 16GBのストレージメモリを内蔵。2基のmicroSDカードスロットも備え、最大528GBまで拡張も可能。BluetoothやWi-Fi(2.4GHz/5.0GHz)にも対応。インターネットラジオのradikoや、tuneinにも対応。Wi-Fi経由でe-onkyo musicから、購入楽曲を直接ダウンロードできる。

イヤフォン「SE-CH9T S;G」

 イヤフォンは「FUTURE GADGET NO.51号機」に認定され、ラボメンバッジと共に作品の世界観を象徴するデザインを両ハウジングに施している。プレートはアルミ製で、国内の職人が手がけている。

 パッケージデザインは今回の為に制作された描き下ろしイラストを背面に印刷。外側と共に作品の世界観を象徴するという。

「SE-CH9T S;G」のパッケージ

 イヤフォンは9.7mm径のドライバを採用。 コンピューターでの反復解析により振幅対称性を高め、低歪化と低域感度の向上を両立。振動板中央ドーム部の高さや形状を調整して分割振動を抑えることで、ハイレゾ再生に最適な伸びのある高域再生も可能にしたという。

 筐体の内部から外部に向かう通気部にチューブを使った「Airflow Control Port」も備え、低音の音圧バランスを最適化。再生音をストレートに鼓膜へ届けるノズル形状も特徴となる。

 ケーブルは左右のアース信号(グランド)を分離し、チャンネルセパレーションを改善。MMCXで着脱が可能になっており、2.5mmの4極バランスプラグ(JAC-BM12C1)を採用したケーブルを同梱。同時発表された、コラボハイレゾプレーヤーSTEINS;GATE FUTURE GADGET NO.50号機「DP-S1A S;G」とバランス接続できる。

 さらに、イヤフォン本体と着脱式プラグの接続を安定させるコネクターシールド(AC-CS01)も同梱する。