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ハイセンス、世界最多のバックライト分割5,376エリアのULED TV「U9D」

 中国のハイセンスは15日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会決勝戦の直前に、モスクワのグローバル・パートナーカンファレンスにおいて、液晶テレビの新フラッグシップモデル「U9D」を発表。バックライトをエリア分割して制御するローカルディミングを、世界最多の5,376エリアまで増やしたモデルで、「最高峰の画像精細度を実現した」という。なお、同モデルの日本展開についてはアナウンスされていない。

液晶テレビの新フラッグシップモデル「U9D」

 ULEDテレビは、ハイセンスがグローバルで展開しているもので、ULEDの「U」は“Ultra”の略。色再現性や明暗表現を高めた液晶パネルを使ったテレビの名称として訴求。U9Dでは、バックライトのエリア分割を増加させた。

 ハイセンスのチーフサイエンティスト・馬小航氏は「ディスプレイの技術はハイセンス・テクノロジーの中核。U9Dの発表によってハイセンスは世界の画質分野をリードするポジションをより強固なものとし、世界トップレベルの“画質マスター”となった」と語っている。

ワールドカップ2018ロシア大会決勝戦の直前に発表された