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YMO40周年、アルバム10作をハイレゾ配信、レコード、SACDで再発「YMO40」プロジェクト

 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40周年を記念し、アルファレコード期(1978~1983年)のオリジナルアルバム10タイトルを最新リマスター音源で、アナログ盤、SACDハイブリッド、ハイレゾ配信の各フォーマットで再発売するプロジェクト「YMO40(ワイエムオーフォーティー)」が11月よりスタートする。

プロジェクト「YMO40」

 第1弾は11月28日発売で、ラインナップは以下の通り。価格は共通で、ハイレゾの96kHz/24bit FLACが2,963円、SACDハイブリッド盤が3,000円、アナログ盤のCollector’s Vinyl Editionが9,000円、Standard Vinyl Editionが3,700円。発売元はソニー・ミュージックダイレクト。

  • 「イエロー・マジック・オーケストラ」(1978)
  • 「イエロー・マジック・オーケストラ〈US版〉」(1979)
  • 「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(1979)
「イエロー・マジック・オーケストラ」(1978)
「イエロー・マジック・オーケストラ〈US版〉」(1979)
「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(1979)

 “YMOの究極の聴取体験”をテーマに、約1年にわたって発売していくもので、YMOのオリジナルアルバムのリマスターは1999年以来となるほか、ハイレゾ配信は初めて。リマスタリングは米国の名匠エンジニア、ボブ・ラディックが手掛け、各フォーマットに落とし込まれている。

YMO

 アナログ盤カッティングは米ハリウッドのバーニー・グランドマン・マスタリングが担当。アナログ盤はオリジナル復刻仕様の“Standard Vinyl Edition”の他に、特製外箱に45回転2枚組でカッティングしたディスクと共に、書き下ろしライナーノーツや関係者インタビュー等を掲載した別冊ブックレット、当時の制作資料のレプリカ等を収納した“Collector’s Vinyl Edition”の2バージョンとなる。アナログ盤は両バージョンとも完全生産限定。

 今後の発売予定タイトルは以下の通り。

  • 「パブリック・プレッシャー」
  • 「増殖」
  • 「BGM」
  • 「テクノデリック」
  • 「浮気なぼくら」
  • 「サーヴィス」
  • 「アフター・サーヴィス」