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カシオ、GPS/カラー地図が3日間連続で使えるWear OSスマートウォッチ

カシオは、アウトドア向けリストデバイス「PRO TREK Smart」の新製品として、GPS測位を起動しながら最大3日間カラー地図が使える「WSD-F30」を'19年1月18日より発売する。価格は61,000円。カラーはブルー、オレンジ、ブラックの3色。

PRO TREK Smart WSD-F30(ブルー)

GoogleのWear OSを採用したスマートウォッチ。カラー地図とGPS(GLONASS・みちびき対応)を備え、オフラインで利用できる。IFA 2018で発表され、国内での発売日と価格が正式に決まった。

50m防水対応で、米国国防総省の軍用規格(MIL-STD-810G)に準拠した耐久性と堅牢性を実現。マイナス10度の耐低温仕様となっている。

IFA 2018で展示されていた「PRO TREK Smart WSD-F30(Orange)」

ディスプレイは1.2型タッチパネルで防汚コーティング対応。モノクロ液晶とカラー有機ELの2層構造。カラー画面は390×390ドットで、地図やデータを精細に表示できるとする。モノクロ画面には、時刻だけでなく気圧や高度、方位の同時表示が可能。

通信機能はBluetooth 4.1と、IEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載。Android 4.4以降またはiOS 9.3以降のスマートフォンに対応し、ワイヤレス連携して使う。

カラーは(左から)ブルー、オレンジ、ブラックの3色

バッテリ消費を抑え、充電なしでもカラー地図とGPS機能を最大3日間利用できる「エクステンドモード」を採用。泊まりがけの活動でも、オフライン地図上で現在地や軌跡の確認が可能とする。同モード中はスマホと通信をしないため、あらかじめ地図をダウンロードしておく必要はあるが、GPSログは記録可能。時刻などはモノクロで表示し、ボタンを押すとカラー地図を呼び出せる。

通常利用の場合は約1.5日、時計・センサー利用のみの場合は約1カ月利用可能としている。ボディ部分の外形寸法は約60.5×53.8×14.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約83g(リストバンド含む)。

専用オプションとして、通常のバンドよりも長いクロスバンド「WSA-BX1」も発売。アウトドアウェアの上からも無理なく装着できるとする。価格は5,000円。

専用オプションのクロスバンド「WSA-BX1」