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JDI、完成度高めたバイクヘルメット用HMDなどを「CES Asia」に出展

ジャパンディスプレイは中国・上海で6月11日から開催される「CES Asia 2019」に出展、バイクのヘルメットに取り付けられる小型ヘッドアップディスプレイ「XHD-03」、映像と香りと音を楽しめる新感覚デバイス「XVG-01」、実在感のある映像表現を追究したミュージックディスプレイ「LPX-01」などを出展する。これらは「JDI Future Trip Project」の製品と位置づけられている。

ヘッドアップディスプレイが「XHD-03」を取り付けたところ

バイクのヘルメットに取り付けられる小型ヘッドアップディスプレイ

バイク用ヘルメットに取り付けられる小型のヘッドアップディスプレイが「XHD-03」。2018年に発表されているものだが、CES Asia 2019では改良した製品を展示予定。ヘルメットに装着することで、走行時の視線を維持した状態でナビゲーション情報を確認できる。

今回の展示では、新たにスマートフォンとの連携も実現。2019年度中の発売を予定している。

映像と音楽、そして香りでムードをコントロール

XVG-01

「XVG-01」は「Multi Sensory Device」と名付けられた製品で、レコードプレーヤーを模し、円形表示ディスプレイを備え、落ち着いたウッド調のデザインを採用。音楽を再生するだけでなく、ディスプレイに映像も表示、香りを発生させる機能も備えている。これにより、映像に連動した香り、音楽を同時に切り替えることで、ムードをコントロールできるという。

第2四半期中にクラウドファンディングを予定しており、2019年度内に日本市場で販売を目指す。中国市場への展開も検討中という。

キャラクターと共に音楽を楽しむ

LPX-01

「LPX-01」は、「見つめたくなるミュージック」という新たな体験を提供するホームエンタテイメントプロダクトとして開発。JDI製の6インチ高精細液晶ディスプレイ(1,080×2,160ドット/403ppi)を使い、独自開発の実在感を追究した映像とサウンドを再生。「日常の中にお好みのキャラクターを迎え、ともにミュージックを楽しむという心地良さを演出する」という。今後、様々なキャラクターとコラボし、2019年度中の発売を予定。