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富士フイルム、音声も記録できるチェキ。シリーズ最小・最軽量「LiPlay」

富士フイルムは、音声を記録するサウンド機能を搭載したインスタントカメラ「instax mini LiPlay(リプレイ)」を21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,500円前後。カラーはエレガントブラック、ストーンホワイト、ブラッシュゴールドの3色を用意する。

instax mini LiPlay(エレガントブラック)

カメラ背面のLCDモニターを見ながら撮影した画像を選び、すぐにプリントできるハイブリッドインスタントカメラ“チェキ”の新モデル。

カメラに備えた録音機能を使い、最大10秒間の音声を録音することが可能。録音データをQRコード化して、撮影画像と一緒にチェキフィルムにプリントできる「サウンド機能」を新たに搭載した。プリント1枚ごとに、撮影時音声記録、撮影後音声記録が可能。

プリントされたQRコードをスマホで読み取ると、音声の再生が可能になる。「メッセージを録音してプリントすれば、贈る相手に気持ちを声で伝えられるなど、より記憶に残るシーンを演出することができる。また、例えば、海の写真とともに波の音を記録するなど、撮影時の情景が思い浮かぶ音を録音して写真と一緒にプリントすれば、大切な瞬間をよりリアルに残すことができる」という。

QRコードに音声を記録する

撮影時には、露出補正による明るさ調整機能や、セピア調やモノクロ調などに写真を加工できる6種類のフィルター機能を搭載。あらかじめ10種類のデザインフレームが内蔵されており、撮影時または撮影後に選択したフレーム付きでプリントができる。

スマホで撮影した画像をLiPlayに送信・プリントできる「ダイレクトプリント」機能も搭載。また大人数の集合写真などを簡単に撮影できるよう、カメラから離れた場所でスマホの操作によってシャッターを切ることができる「リモート機能」も新搭載されている。

外形寸法/重量は、82.5mm×36.7×122.9(幅×奥行き×高さ)/約255gで、instaxシリーズ史上最小・最軽量のボディを実現。

側面と背面

またシンプルな形状ながら、カラーバリエーションごとに異なる表面加工を採用。特殊な飛沫塗装で石のようにザラザラした肌触りが特長のストーンホワイト、カメラ表面の凹凸加工が印象的なエレガントブラック、光沢があり滑らかさが際立つブラッシュゴールドの3色を用意。レンズリングなどにメタリックパーツを使用し、高級感のあるデザインに仕上げたとしている。

instax mini LiPlay(ブラッシュゴールド)
instax mini LiPlay(ストーンホワイト)

撮像素子は、1/5型CMOSセンサーで記録画素数は2,560×1,920。焦点距離は、35mmフィルム換算で28mm。背面モニターは約23万ドットの2.7型TFTカラー液晶タイプ。

電源は内蔵型のリチウムイオン電池で、USB Micro-B経由で充電を行なう。充電時間は2~3時間で、フル充電で約100枚のプリントが可能。

なお、新モデルの発売に合わせ、光沢のあるフレームで写真を華やかに見せるミニフィルム「CONFETTI(コンフェッティ)」と、スクエアフィルム「Star-illumination(スターイルミネーション)」も21日より順次発売される。

ミニフィルム「CONFETTI」(6月21日発売)と、スクエアフィルム「Star-illumination」(7月12日発売)海老原
instax mini LiPlay プロモーションMOVIE 30秒/富士フイルム