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“VIVE史上最高画質”のVR HMD「VIVE COSMOS」。外部センサー不要で動きを検出

アユートは、HTCのVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE COSMOS」の卸販売と、直販サイト「アキハバラ e 市場」での販売を10月11日から開始する。価格は89,882円。

VIVE COSMOS

デュアル3.4型、2,880×1,700ドットのスクリーンを搭載。VIVEより88%解像度が向上し、「VIVE史上最高画質」を実現したという。リフレッシュレートは90Hz、視野角は最大110度。ステレオヘッドフォンも備えている。

ステレオヘッドフォンも備えている

6つのカメラとAIテクノロジーによる独自のインサイドアウトトラッキング機能を搭載。外部センサーを使わず、動きの検出が可能。VIVEの初期セットアップで手間のかかっていたベースステーションも不要となり、設置場所の確保やベースステーションを固定するための機材調達などの手間も無くなり、セットアップ時間を大幅に短縮できるという。Gセンサー、ジャイロセンサー、IPDセンサーを搭載している。

HMDユニット部分を上に跳ね上げる、フリップアップデザインを採用。現実と仮想現実を素早くスイッチングできる。人間工学により快適さも追求し、長時間のVR体験が可能という。

新しいコンセプトで作り直したVive Reality Systemは、VRアプリを起動するのではなく、VR世界をまたぐような感覚でプレイできるように設計。レンズと呼ばれるXRやVIVEPORTインフィニティのアプリを簡単にナビゲートするためのユーザーインターフェイス、およびOrigin(オリジン)と呼ばれる新しいダイナミックなホームスペースを備えている。

モジュール式フェースプレート(モッド)も採用。機能拡張が可能で、最初の拡張モッドとして、既存のライトハウス・ベースステーションとコントローラーを引き続き使用したいユーザー向けに、VIVE COSMOS外部トラッキングモッドも登場する。VIVEトラッカーを含むVIVEの周辺機器をサポートし、来年の第1四半期に発売予定。

付属のコントローラーには、ジャイロセンサー、Gセンサー、ホールセンサー、タッチセンサーを搭載する。

予約特典も

VIVE COSMOS予約特典として、9月20日から発売日前日までに予約注文した全ユーザーは、製品箱に同梱している引き換えコードを11月3日までに登録すると、12カ月分のVIVEPORTインフィニティが利用できる。

VIVEPORTインフィニティでは、「A Fisherman's Tale」「Fujii」「Ninja Legends」などのVRアプリやゲームに加え、「GoPro、Discovery Channel、Animal Planetなどのプレミアムビデオにも無制限にアクセス可能。

VIVE COSMOSの発売に合わせて、Maze Theory・Playstack・BBCによる「Doctor Who: The Edge of Time」、Syfyによる「Eleven Eleven」、Surviosによる「Battlewake」、Atlas V・3darによる「Gloomy Eyes」、よむネコとgumiによる「ソード・オブ・ガルガンチュア」など、新しいタイトルがVIVEPORTインフィニティに追加される。