ニュース

ダイハツ、荷台をドローン基地にできる“次世代軽トラック”モーターショーに出展

ダイハツ工業は、10月24日から11月4日まで、東京お台場エリアで開催される第46回東京モーターショーに、4台のコンセプトカーを出展。その中の1台として、農業用ドローン基地機能を搭載するなど“多用途に対応する次世代軽トラック”として「TsumuTsumu(ツムツム)」というコンセプトカーが展示される。

コンセプトカー「TsumuTsumu」

4台のコンセプトカーは、それぞれが暮らしの中で使われているシーンや、使う人々の気持ちをイメージして「IcoIco」、「TsumuTsumu」、「WaiWai」、「WakuWaku」とネーミングされている。

「TsumuTsumu」はコンパクトながら、ビッグキャビンと使い勝手の良い大きな荷台を備えた「次世代軽トラック」のコンセプトカーで、「これからの日本の暮らしを支えるモビリティをイメージした」という。

コンセプトカー「TsumuTsumu」

用途に合わせて荷台を換装することで、多くの「コト」に対応。荷台の長さを従来同等としながら、キャビン内を広く使える新しいレイアウト案や、新発想のドア開口により、高い乗降性も実現したとう。

従来の軽トラックの使い方にとどまらず、農業用ドローン基地や、個室空間など軽トラックの使い方の幅が広がる換装可能な荷台も特徴。

「IcoIco」は自動運転により、ファーストワンマイルやラストワンマイルでの活躍を目指した「パブリックトランスポーター」で、車椅子や大きな荷物を持った旅行者なども、乗り降りしやすい格納式のスロープを搭載。付属のお世話ロボット「ニポテ」に話しかけることで、移動に関わる生活をアシストしてくれる。

コンセプトカー「IcoIco」
付属のお世話ロボット「ニポテ」

「WaiWai」は“心地よい広さのジャストサイズミニバン”がコンセプト。3列6人乗りの小型ミニバンで、運転しやすいコンパクトな車両サイズながら、室内は開放感のあるサンルーフ仕様。従来のミニバンとは一線を画す、モダンフレンドリーなデザインも特徴。

コンセプトカー「WaiWai」

「WakuWaku」は軽SUVのコンセプトカーとして、「クルマ本来の楽しさを大切にしたダイハツらしいスモールカーの提案」を行なう。使い倒せる荷室空間とルーフラゲージを装備。骨太な印象の内外装デザインも特徴。

コンセプトカー「WakuWaku」