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LINEが渋谷に次世代ホール「LINE CUBE SHIBUYA」、LINE MUSICと連携

LINEは13日、東京の渋谷に次世代コミュニケーションホール「LINE CUBE SHIBUYA」をオープンした。渋谷公会堂のネーミングライツをLINEが取得したもので、住所は東京都渋谷区宇田川町1-1。渋谷駅、原宿駅どちらからも徒歩約13分。ライブ配信サービス「LINE LIVE」や音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」と連動し、LINE CUBE SHIBUYAで行なわれているライブ映像や音源をリアルタイムで配信。「会場での公演のみで終わらない”オフラインとオンラインをつなげた公演”」を実現するという。

「LINE CUBE SHIBUYA」

LINE CUBE SHIBUYAは、LINEが掲げる“offline”のひとつの形とされており、「単純なオンラインとオフラインの連結ではなく、オンラインとオフラインが融合したOMO(Online Merges with Offline)の概念をもとに、“次世代コミュニケーションホール”として今までにない、顧客体験の提供していく」という。

具体的には、LINE LIVEやLINE MUSICと連動し、LINE CUBE SHIBUYAで行なわれているライブ映像や音源をリアルタイムで配信。渋谷の街の施設内外に設置するLINE Beaconを経由して、LINE CUBE SHIBUYAを軸に、「街全体にエンターテインメントの熱量を広げていく」とする。

電子チケットサービス「LINEチケット」では、ライブ当日のスケジュールや交通状況などをLINEのメッセージで届けることで、ストレスなくライブを楽しめる環境を提供する予定。ライブ前後に渋谷の近隣店舗で活用できるクーポンの配布などを通して、渋谷エリアの活性化にも努めるとする。

モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」やLINE公式アカウントを活用することで、ドリンクやグッズなどの購入時間を短縮。「会場内で実施されるライブや公演を十分に楽しめるような環境を創出。今後はさまざまな企業と連携できるような場の提供も予定している」という。

LINE CUBE SHIBUYAの「CUBE」には、「C:Communication(伝達)」、「U:Urban(都市)」、「B:Brilliant(光り輝く)」、「E:Entertainment(歓待)」という意味が込められており、「アーティストやパフォーマー達の才能や情熱の結晶(塊)が集まり、生まれる空間となるように、また訪れた人々には、これまでにない新たな体験や価値を提供し、あらゆる世代に多彩な文化・芸術を発信する次世代型ホールを目指していく」という想いが込められている。