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Lenovo、120Hz有機ELタブレット海外発表。Dolby Vision&Atmos対応
2021年9月8日 17:30
Lenovoは9月8日、オンラインイベント「Lenovo Tech World 2021」を開催し、このなかで12.6型の有機EL搭載タブレット「Lenovo Tab P12 Pro」を発表した。Wi-Fiモデルと5Gモデルが用意され、海外ではWi-Fiモデルは10月出荷予定で価格は609.99ドル。5GモデルはEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ地域)にて10月出荷予定で、価格は899ユーロ(VAT除く)。
解像度2,560×1,600ドット、最大120Hz駆動に対応した2K有機ELディスプレイを搭載した。アスペクト比は16:10。最高輝度は600nitで、Dolby VisionとHDR10+もサポートする。重さは565g、厚さは5.63mm。カラーバリエーションはMoon White、Storm Grey、Modernist Tealの3色。
JBLクアッドSLSスピーカーも搭載し、立体音響のDolby Atmosにも対応した。CPUはSnapdragon870で、OSはAndroid 11。オプションの着脱式キーボードやキックスタンド、専用タッチペン「Lenovo Precision Pen 3」と組み合わせることで、ビジネス用途にも利用できる。
Wi-Fiモデルと5Gモデルでバッテリー容量が異なり、Wi-Fiモデルは10,200mAh、5Gモデルは7,700mAh。それぞれ45W、20Wの急速充電にも対応する。
タブレットをWindows 10もしくは11搭載のLenovo PCと連携させ、セカンドスクリーン化する「Project Unity」にも対応。PCとタブレットをワイヤレスでペアリングして、PCスクリーンの拡張やミラーリングができる。セカンドスクリーンとして使用している際もタッチペンを利用できる。
さらにセカンドスクリーンとして利用中もAndroidアプリを利用可能。マルチディスプレイとしてWindowsを利用しながら、Androidアプリを同時起動できる。
そのほかイベントでは、Android/Windowsデバイスと連携する完全ワイヤレスイヤフォン「Lenovo Smart Wireless Earbuds」も発表した。ノイズを最大38dB低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、ケースと合わせて最大28時間利用できる。一部地域で2021年第3四半期に発売予定で、価格は99.99ドル。