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WestoneのBAドライバー搭載イヤフォン「Pro X」、9月30日発売

Pro X10

完実電気は、Westone Audioブランドのバランスド・アーマチュア・ドライバー(BAドライバー)搭載のイヤフォン「Pro X」4機種の発売日を9月30日に決定。発売に先駆け、27日より予約受付を開始する。価格はそれぞれオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、BAドライバー×1基の「Pro X10」が23,100円前後、2基の「Pro X20」が39,600円前後、3基の「Pro X30」が52,800円前後、5基の「Pro X50」が84,700円前後。

既報の通り、Westone Audioブランドの取り扱いに関しては、ユニバーサルIEMのみ、完実電気がテックウインドより代理店を引き継ぐ形で販売する。

Pro Xシリーズは、「UM Pro」の後継となるユニバーサルIEM。より良いレスポンスを実現し、透き通るような歪みのないサウンドを提供。全ての音のディティールを忠実に再現するとしている。人間工学に基づいたデザインを採用した筐体は軽量で装着感に優れ、特許取得のイヤーピースはフィット感と遮音性を備えている。

ケーブルは、アラミド繊維で作られたLinum Bax T2ケーブルを採用。強度・耐久性に優れた電気抵抗の少ないケーブルで、軽量なためタッチノイズに強く、取り回しも良いという。なお、イヤフォン側端子は共通してT2コネクタ。

付属品はそれぞれ、STARシリコンイヤーピース、TRUE-FITフォームイヤーピース、イヤフォンケースなど。

付属品

1基のフルレンジBAドライバーを搭載した「Pro X10」は、透き通るようなサウンドが特徴で、ミュージシャンや音楽愛好家の期待に応える、フルレンジドライバーならではのダイナミックで明瞭な空間表現を楽しめる。

周波数特性は20Hz~16kHz。感度は114dB/1mW。インピーダンスは19Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。

低域×1基、高域×1基のBAドライバー×2基を搭載した「Pro X20」は、力強い低域と伸びのある高域が特徴。ダイナミックで包み込むような空間表現を再現するように設計され、あらゆるステージコンディションで使用可能としている。

Pro X20

周波数特性は20Hz~18kHz。感度は119dB/1mW。インピーダンスは27Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。

低域×1基、中域×1基、高域×1基のBAドライバー×3基を搭載した「Pro X30」は、各ドライバーが、それぞれの周波数帯域を極めてスムーズに鳴らせるよう設計。力強い低域と明瞭な中域、冴えわたる高域を再現するとしている。

Pro X30

周波数特性は20Hz~18kHz。感度は124dB/1mW。インピーダンスは56Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。

低域×1基、中域×2基、高域×2基のBAドライバー×5基を搭載した「Pro X50」は、驚異的なディティール表現と臨場感を提供。轟くような低域、中域のディティール、明瞭な高域と、全てがバランスよく調和し音楽に没頭できるとする。

Pro X50

周波数特性は20Hz~20kHz。感度は115dB/1mW。インピーダンスは45Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。

そのほか、ユニバーサル型イヤフォン「AM Pro」シリーズや、EPIC 耳かけカーブ型ケーブル各種、STARシリコンイヤーピース、TRUE-FITフォームイヤーピース、ミニモニターヴォルトケースIIなども9月より発売する。