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オンキヨー、修理遅延。新規の修理受付を一時停止

オンキヨーマーケティングは9日、通常2週間程度で完了する修理が、現在は3カ月以上の時間を要する状況になっている事と、新規の修理受付を11月15日から2022年1月末を目途に、一時停止すると発表した。新規修理受付の再開は'22年2月の予定で、再開日が確定次第改めて案内するという。

同社は今年の7月から、安定したサービス体制を構築するため、従来は関連会社で委託していたサービス業務をオンキヨーホームエンターテイメントへ集約させたが、修理件数の増加にサービス対応人員のリソースが追い付かず、加えて同時期にベトナムやマレーシアを中心とした新型コロナウイルス感染拡大の影響などでサービスパーツのサプライチェーン(部品供給網)に混乱が広がったことで部品不足が発生。その結果、現在は修理に3カ月以上の時間が必要になっているという。

状況を改善するため、新規の修理受付を'22年1月末を目途に一時停止する事で、「現在、受付しておりますご依頼を集中的に対応し、修理体制を再整備する」としている。

また、リソースの確保に加えて、「新たに外部委託先へのサービス委託及びサービスパーツサプライチェーンの改善によるサービスパーツの安定供給の実現を進め、一刻も早い修理受付の再開、修理対応の通常化を目指す」という。