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ヤマハ、配信向け定番ミキサーに新モデル。マイク一体型も

AG06MK2 左からホワイト、ブラック

ヤマハは、ライブストリーミング向けのミキサー2機種とコンデンサーマイク1機種を4月1日に発売する。ラインナップと価格はミキサーの「AG06MK2」が23,100円、「AG03MK2」が18,700円、コンデンサーマイクの「YCM01」が13,200円。カラーはそれぞれブラックとホワイトの2色展開。

ミキサーとオーディオインターフェイス機能を備えたUSBマイク「AG01」も用意。6月発売で価格は29,700円。

AG06MK2/AG03MK2

AG03MK2 左からホワイト、ブラック

2015年に発売されたミキサー「AG06」「AG03」の後継機。さまざまな楽器やマイク、オーディオ機器を接続し、独立した各ツマミの操作で、入力された各音源の音量を瞬時に調節しながら、PCやタブレット、スマホ経由でライブ配信などができる小型ミキサー。

独自のDSPによるCOMP、EQなどの音声処理を適用できる機能はそのまま、音質向上やノイズ軽減などの基本性能を強化。操作部にはミュートボタンを新たに追加。配信中に席を外すときなどに簡単に消音できるようになった。ミュート機能は、別売のフットスイッチ「FC5」による足元での操作にも対応する。

AUX端子は入出力可能になり、Android OSを搭載した端末のアナログ接続に対応。アナログ接続は、USB-C端子との同時使用も可能で、BGMの再生だけでなくUSB-C端子に接続したデバイスとの同時配信も実現した。

Windows/Mac版、iPhone版の「AGシリーズ」専用エディターアプリ「AG Controller」では、本体のCOMP、EQ、リバーブ、ギターアンプシュミレーターなどの詳細設定が可能な「Detail(ディテール)モード」のほか、導入して最初にマイクから音を出すまでの操作を解説する「Simple(シンプル)モード」を搭載。チュートリアル内でマイク音の録音/確認も行なえるため、初めての接続も実際に確認しながらサポートするとしている。

YCM01

YCM01 左からホワイト、ブラック

XLRタイプのコンデンサーマイク。「AGシリーズ」のデザインをモチーフにしており、AG06MK2/AG03MK2との親和性が高いモデルとしている。ライブ配信時のトーク用途を想定したカーディオイド型の指向性を持ち、扱いやすい周波数特性を装備している。

「AG03MK2」と「YCM01」および専用ヘッドフォンをセットにした「AG03MK2 LSPK」も用意。4月20日発売で価格は40,700円。カラーは同じくブラック、ホワイトの2色を用意する。

AG03MK2 LSPK ホワイト
ブラック

AG01

AG01 左からホワイト、ブラック

AGシリーズのデザインをモチーフにし、AG06MK2/AG03MK2の持つライブ配信に特化した機能を多く搭載するコンデンサーマイク。

シンプルなスタンドマイク形状の筐体に、直感的な操作とミキサー機能をマイク機能と一体化しており、PCやスマホとイヤフォンを接続するたけで、ライブ配信を手軽に始められるとしている。

DSPによる音声処理(COMP/EQ)に加えて、リバーブ効果をマイク本体でON/OFF可能。AG06MK2/AG03MK2と同様に、USB端子によるPC/iPhone/iPadとのデジタル接続に加え、AUX入出力端子によるAndroid OS端末へのアナログ接続にも対応する。ループバック機能も備える。