東芝、“おまかせ高画質”搭載の19型液晶テレビ

　株式会社東芝は、液晶テレビ「REGZA」の新モデルとして19型の「19A8000」を3月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。ボディカラーはムーンブラック、ルーチェホワイト、サクラピンクの3種類が用意される。

ムーンブラック	ルーチェホワイト	サクラピンク

　19型/1,366×768ドットのTN方式液晶パネルを採用。コントラストは1,000:1で、ダイナミックコントラストは1万:1、視野角は上下/左右160度。チューナは、地上デジタル/アナログを各1系統装備する。番組表は最大7局/6時間分の表示が可能な「レグザ番組表・ファイン」で、番組視聴中に別チャンネルの情報を確認できる「ミニ番組表」も備えている。

　特徴は、上位機種と同様に「おまかせドンピシャ」高画質機能を搭載したこと。「おまかせ」モード選択時に、周囲の明るさや照明の種類、季節の変化に伴う日の出や日の入り時刻の変化など、視聴環境や映像コンテンツにあわせて最適な画質に調整する。

シンプルレグザリモコン

　1シーンごとにヒストグラムを作成し、色の陰影や濃淡などをより鮮やかに補正して表示する「質感リアライザー」や、バス幅14bit精度高画質化処理などの高画質化機能を搭載。オンオフタイマーや新ゲームモードも搭載している。

　スピーカーは2.7×5.9cm径ユニットを採用したステレオスピーカーを内蔵し、出力3W×2chのデジタルアンプで駆動する。入/出力端子はHDMI×2、D4×1、コンポジット×2、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力×１などを装備している。HDMI端子はHDMIリンク機能レグザリンクに対応している。

　おまかせドンピシャ高画質の搭載などにより、従来モデル19A3500に比べて年間消費電力量を約40%削減。年間消費電力量は40kWh/年、消費電力は40W(待機時0.5W)。また、従来モデル比で重量も約1kg(16%)削減、取付ネジ本数を14本(20%)削減するなど、省資源/リサイクル対応設計を行なっている。スタンドを含む外形寸法は476×208×362mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.1kg。シンプルレグザリモコンが付属する。