TransferJet ConsortiumがAdopter会員を募集

5月19日発表

　ソニーやパナソニック、東芝、キヤノン、シャープなどが参加する近接無線転送技術「TransferJet」(トランスファージェット)のConsortium(コンソーシアム)は19日、相互接続の基礎となる物理層、接続層の規格を共同で完成させたと発表した。

　今後同規格の採用を幅広く働きかけるため、「TransferJet Consortium」で策定した技術の使用権が与えられる「Adopter(アドプター)会員」の募集を同日より開始するという。

　TransferJetは、無線転送の課題であった“接続設定の複雑さ”や“データ転送の不安定さによる通信速度の低下”などの解決を目的とした技術。機器をかざすことで、最大560Mbpsの高速データ転送が行なえる。

　TransferJet ConsortiumのメンバーはPromoter(プロモーター)会員と呼ばれ、現在下記19社で構成される。