JVA、2009年4月のビデオソフト売上速報を発表

　社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は2日、2009年4月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比79.5%の181億円。売上本数は、同70.6%の582万3千本/枚。

　同統計は、会員社34社(前年同月33社)の売上報告をもとにしたもの。

　DVDビデオの売上額は、販売用が前年同月比79.0%の106億5,400万円、数量は同63.2%の335万8,000枚。レンタル店用では売上額が同66.0%の576億5,000万円、数量は同76.6%の208万1,000枚。DVDビデオ全体の売上額は同74.0%の164億9,100万円、数量は同67.8%の546万7千枚。レンタル用、販売用ともに大きく落ち込んだ。

　同月のリリース作品には「ウォーリー」があったが、JVAでは「その他のビッグタイトルの数が少なかったことが低実績の主な要因」と見ている。

　BDビデオ(HD DVD含む)の売上金額は同348.2%の15億2,500万円で、前月に続き3番目の高実績。ただし、ビデオソフト全体に占める割合は8.4%で、全体を押し上げるほどのインパクトにはならなかった。数量は同188.8%の30万2,000枚で、ビデオソフト全体の5.2%。

　2009年4月度の新作DVDは、販売用が前年同月比84.2%の494枚、レンタルは同88.7%の701枚。BDビデオは同391.3%の90枚となっている。