パイオニア、エイム電子製のVer.1.3対応HDMIケーブル

　パイオニアマーケティング株式会社は、エイム電子製のフラット型HDMIケーブルで、導体に純銀を使用した「PAVA-Rシリーズ」と、純銀コーティングのOFC(高度結晶無酸素銅)を使用した「PAVA-FLSシリーズ」の2シリーズを10日より順次発売する。各シリーズ長さ別に9モデル用意。合計18モデルをラインアップする。価格は下表の通り。

【PAVA-Rシリーズ】

【PAVA-FLSシリーズ】

　ともにVer.1.3に準拠し、1080p、12bit Deep ColorをサポートするHDMIケーブル。0.7m～10mまでのモデルはHIGH SPEED対応で、15mは非対応となっている。なお、PAVA-Rシリーズの8m以上の3モデル(PAVA-R08/R10/R15)は初回のみの限定生産モデルで、7月中旬頃発売予定という。

　両シリーズともケーブルはフラット型。各信号ラインの長さのばらつきを抑え、伝送精度を向上。また、音と映像の主要な信号ラインをほかの信号ラインと離してレイアウトし、シールドを徹底することで、「よりピュアな信号伝送が可能になる」としている。さらに、従来の丸型ケーブルと比べ、長尺の伝送で安定した性能を発揮するという。コネクタはコンパクトかつ剛性の高いダイキャストベース構造を採用する。

「PAVA-FLシリーズ」

　Rシリーズは電気信号の伝送に最も有利とされる純銀導体を使用。純銀は高品質の英国製だという。また、ケーブルの仕様はエンジニアによる音と映像の試視聴チューニングにより最終決定したとしている。

　FLSシリーズはOFCに純銀をコーティングした導体を使用。電流特性の一つである表皮効果を高度な技術ノウハウでシミュレーションして設計したという。