ボーズ、イヤフォン&ヘッドフォンにヘッドセット型を追加

-iPhone 3G/3GS対応。再生/通話制御リモコンも装備


mobile in-ear headset

7月25日より順次発売

直販価格:
 「イヤフォン型」15,330円
 「ヘッドフォン型」26,880円

 ボーズ株式会社は、インナーイヤフォン「in-ear headphones」と、オンイヤータイプのヘッドフォン「on-ear headphones」にマイクやコントローラーを追加し、iPhone 3G、および3GSに対応したヘッドセットタイプを追加する。製品名はイヤフォンが「mobile in-ear headset」、ヘッドフォンが「mobile on-ear headset」。

 発売日と価格は「mobile in-ear headset」が7月25日で15,330円、「mobile on-ear headset」が8月15日で26,880円。通常モデルは直販価格12,600円と24,990円であるため、2,000~3,000円程度高価になっている。なお、マイク&リモコンケーブルのみの販売は予定されていない。販売店は直販サイトと直営店のみ。

 また、7月9日にはノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort」用のマイク付きケーブル(リモコンボタン無し)も単品発売される。直販限定で価格は5,460円。

 「mobile in-ear headset」と「mobile on-ear headset」の、イヤフォン/ヘッドフォン部分の仕様は、通常モデルと同じ。in-ear headsetは、マイク内蔵リモコンユニットをケーブルの途中に配置、on-ear headsetは同ユニット付きのケーブルと、ヘッドフォンから伸びる短い入力ケーブルを接続して利用する。

 

イヤフォン部は通常モデルと同じリモコン&マイク部。細長いボタンになっている反対側にはマイクが内蔵されている
mobile on-ear headset。通常モデルとヘッドフォン部は同じ非常に柔らかいイヤーパッドを採用しているのが特徴mobile on-ear headsetに付属するリモコン&マイク付ケーブル

 リモコンボタンを押すことで、音楽再生などの再生/停止が可能。ダブルクリックすると曲送りもできる。編集部で試したところ、トリプルクリックで曲戻りも可能だった。着信があった場合は、クリックで通話/終話も可能。マイクも備えているため、iPhone本体を取り出さずにそのまま通話できる。

 iPhone本体と接続するプラグは4極タイプ。なお、製品には3種類のプラグ変換ケーブルも付属。日本で発売されていないモデルも含め、NokiaやMotorola、Blackberryの対応モデルでも使用可能になるという。対応表は下写真の通り。ケーブルの途中にはクリップも備えている。

 

イヤフォン型のケーブル部。右がクリップ。左はイコライザ入力端子は4極タイプになっている3種類のプラグ変換ケーブルも同梱。Blackberryにも対応する。左が対応表

 イヤフォンに付属するイヤーピース、キャリングケースが付属するなどの仕様も通常モデルと同じだが、イヤフォンのキャリングケースが通常モデルよりも大型化。イヤフォンと共にiPhone本体も収納できるようになっている。

 

イヤフォン型のキャリングケース。iPhoneも収納できる大型化したイヤフォン型のキャリングケースヘッドフォンに付属するキャリングケース

 「in-ear headset」は16mm径のダイナミック型ドライバを採用。独自形状のイヤーピースと、独自のトライポート技術により、豊かな低音再生を可能にしたモデルとなっている。

 「on-ear headset」は35mm径のユニットを採用した、ヘッドフォン。イヤフォンと同様にトライポート技術を投入。低音再生能力の向上とともに、専用開発の柔らかなイヤーパッドと130gという軽量さで、耳への負担も低減させている。


(2009年 7月 9日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]