デジオン、DTCP-IP対応プレーヤーソフトを単品発売

　株式会社デジオンは、DTCP-IP対応のパソコン用ネットワークメディアプレーヤーソフト「DiXiM Digital TV」を7月15日に発売する。対応OSはWindows Vista/XPで、10月発売のWindows 7にも対応予定。

　株式会社アイ・オー・データ機器と日本インテリジェンス株式会社のサイトでダウンロード販売され、価格は4,980円。パソコン向けDTCP-IP対応プレーヤーソフトの単体発売は世界初としている。AV機器やパソコンへのプリインストール/バンドルでの提供も行なわれる。同社は、2010年末までの出荷数を200万ライセンスと見込んでいる。

　録画したデジタル放送の視聴に特化したネットワークメディアプレーヤーソフト。対応レコーダやパソコンなどでダイレクト録画したMPEG-2 TS形式のほか、MPEG-4 AVC/H.264形式の長時間モードで録画した番組もネットワーク経由で再生可能。

カレンダービュー表示

　 月/週/日で切り替え可能なカレンダービューで録画番組リストを表示でき、「EPGライクに録画リストを確認できる」という。未視聴番組やジャンル、チャンネル、日時、曜日、時間帯などでの絞り込み表示も行なえる。再生時は30秒スキップや5秒戻し、レジューム再生などに対応する。

　さらに、再生した番組に関連する別の番組を表示する機能を備え、連続ドラマや好きな俳優が出演する番組のチェックに利用できるという。

　動作環境は、CPUがIntel Celeron DC 2GHz以上、Pentium4 2.8GHz以上(Core 2 Duo以上を推奨)などで、GPUはIntel G965 Expressチップセット以降(Windows Vistaのみ)、ATI Radeon HD 2600以上、NVIDIA GeForce 8400 GS以上。COPP対応のグラフィックカード/ドライバが必要となるほか、DVI-D/HDMI接続時はHDCP対応カード/ディスプレイが必須。アナログRGB接続はサポートしない。

　なお、アイ・オー・データ製の一部LAN HDDユーザー向けに無償版(Windows Vista Home Premium/Ultimateのみ対応)のダウンロード提供や、対象LAN HDD/テレビキャプチャ製品ユーザー向けに優待販売(1,980円)もアイ・オーのサイトで行なわれる。対象機種や詳細は別記事の通り。