MS、HD対応の「Windows Live ムービーメーカー」を公開

-「オートムービー」搭載。AVCHDもサポート


8月20日公開


 マイクロソフトは20日、ビデオ編集/作成ソフト「Windows Live ムービーメーカー」の正式版を無償公開した。対応OSはWindows Vista/7で、XPはサポートしない。

 写真や動画、音楽を並べるとエフェクトやトランジションなどを追加して数分でオリジナル動画が作成できるという「オートムービー」機能を備えたビデオ編集ソフト。60種類以上のトランジションやトリムなどの編集機能が利用でき、マウスオーバーでプレビューも可能。

 新たにHD動画出力にも対応。作成した動画はWMVでの保存のほか、Windows DVDメーカーを使用することでDVDライティングも可能。さらに、YouTubeへのアップロード機能も備え、メインメニューから数クリックで投稿できるとしている。また、Facebookなどへのアップロードにもプラグインの追加で対応できる。入力ファイルでは、QuickTimeや携帯電話の主な動画形式にも対応するとしている。

 AVCHDのハイビジョン動画やMPEG-4にも対応。ただし、これらのフォーマットにはWindows 7のみでの対応となる。そのほか、Windows 7で実装される、よく使うアプリケーションやサイトなどに直接アクセスできる「ジャンプリスト」に対応するなど、Winodows 7への最適化も行なわれている。


(2009年 8月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]