RIAJ、2009年第2四半期の有料音楽配信売上実績を発表

　社団法人日本レコード協会(RIAJ)は28日、2009年第2四半期(4～6月)における有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比97%の1億1,545万回、売上金額は同98%の221億4,900万円となった。

　統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

　インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年同期比110%の1,137万6,000回、金額では同108%の24億1,100万円となった。回数の内訳は、シングルが前年比110%の1,040万6,000回、アルバムが同110%の57万9,000回。

　モバイルは、ダウンロード数が前年同期比96%の1億405万7,000回、金額が同98%の193億3,800万円。うち、シングル楽曲は、数量が前年比96%の3,466万6,000回、金額が同100%の119億7,900万円。その他に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比91%の1億9,800万円、モバイル向けが同112%の9,500万円となった。

　なお、2009年上半期(1月～6月)の累計は、ダウンロード数が前年比97%の2億3,373万回、金額では前年比99%の446億1,500万円となった。