「化物語」第1巻、オリコンBDランキング3週連続1位

-合計売り上げ枚数は約4万枚に


10月21日発表

 

化物語 ひたぎクラブ
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
 オリコン・リサーチ株式会社は21日、10月26日付(集計期間:10月12日~10月18日)のオリコンDVD & Blu-rayランキングを発表。9月30日に発売された、アニメ「化物語」 第1巻「ひたぎクラブ」のBD完全生産限定版が2,564枚を売り上げ、3週連続でBDランキング首位を獲得した。

 「化物語」 第1巻は、発売週である10月12日付(集計期間:9月28日~10月4日)のランキングで2万9,000枚を売り上げ、首位を獲得。「けいおん! 」第1巻の初動売上3.3万枚には届かないものの、「マクロスF(フロンティア)」第1巻の2.2万枚を上回る、好調なセールスを記録。

 第1巻BD/DVDの完全生産限定版が多くの販売店で品切れとなり、作品の公式サイトで急遽追加生産のスケジュールがアナウンスされるといった状態になっていた。

 続く10月19日付(集計期間:10月5日~10月11日)のランキングでも、8,000枚を売り上げ、BDランキング首位。今回の首位獲得で、3週連続のトップとなった。これまでのBDの売り上げ枚数は約4万枚。

 なお、10月26日付BDランキングの2位は「GOEMON」(1,970枚)、3位は「クローズZERO II」(824枚)。

階段を踏み外したひたぎを助けたことで、暦は彼女の秘密を知ってしまうお嬢様だが毒舌家なヒロイン、ひたぎ暦はひたぎが抱える問題の解決に協力を申し出る
個性的なキャラクターが多く登場するのが作品の特徴だ出会う少女達が抱える問題を解決するため、奔走する暦。彼にも秘密があるようだ個性的なキャラクターが多く登場するのが作品の特徴だ
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 「化物語」は西尾維新の小説を原作としたテレビアニメで、7月から放送。「ぱにぽにだっしゅ!」や「さよなら絶望先生」、「ひだまりスケッチ」、「まりあ†ほりっく」などを手掛ける、新房昭之(監督)とシャフト(アニメ制作会社)のタッグがアニメ化を担当。独特のセンスに彩られたテンポの良い映像、神谷浩史による語り口などが魅力となっている。

 高校3年のある日、阿良々木暦(あららぎ こよみ)は、階段を踏み外し落ちてきた同級生・戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)を助ける。その何気ない行動から、彼女の意外な秘密を知ってしまう暦。ひたぎには“体重が無かった”のだ。深窓の令嬢だが、毒舌家のひたぎから、秘密をばらさないよう強烈な口止めを受ける暦。にも関わらず、暦はひたぎが抱える問題の解決に協力を申し出る。実は彼もひたぎと同様、人に言えない大きな秘密を隠していたのだった……。


(2009年 10月 21日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]