5月16日にBS11で、日本初の3D生中継番組が放送

-浅草・三社祭を17時間生放送。パナソニック協力


番組の拠点となる浅草のアミューズ ミュージアム。日本の文化、和、美、技術を紹介する施設で、企画展展示スペースやライブステージ、UKIYOEシアター、カフェなどが設けられている

5月16日放送

 アミューズ エデュテインメントは、5月16日に行なわれる浅草・三社祭最終日の模様を、BS11デジタルにて17時間にわたり、3Dを交えた生中継を行なうと発表した。同社が企画・制作する番組で、番組名は「3D中継初挑戦!! 『浅草・三社祭17時間生テレビ』」(仮題)。16日の午前5時~午後10時までの放送を予定しており、3D映像のテレビ生中継は日本初としている。

 番組は、三社祭のクライマックスと言える、浅草神社本社神輿の「宮出し」から「宮入り」までを生放送で届けるのがテーマ。浅草神社、三社祭を運営する浅草神社奉賛会、浅草寺などと協力し、事前収録VTRも交え、三社祭3日間の神事や、氏子44カ町を渡御する神輿の模様も放送するという。

 番組の基本は2D放送だが、要所要所で3D中継を実施。さらに、専門家による3D解説コーナーを設け、各種3D映像素材を放送。パナソニックが特別協賛しており、同社協力のもと、放送に向けて3D映像素材が制作されているという。

 また、放送は布文化と浮世絵の美術館として、浅草に2009年11月にオープンした「アミューズ ミュージアム」を拠点に行なわれる。ミュージアム内にはパナソニックの3Dテレビ「VIERA」が設置され、出演者や来場者が3D生放送をその場で体験できるという。


(2010年 3月 31日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]