加賀コンポーネント、輝度300ルーメンの小型プロジェクタ

KG-PL021X

　加賀コンポーネントは、コンパクトなモバイルプロジェクタながら、高い輝度を実現したDLPプロジェクタ「KG-PL021X」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。

　外形寸法160×136×58mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量約800gのコンパクトな筐体が特徴。LED光源を採用したDLPプロジェクタで、輝度は300lmを実現。同社では「ハガキサイズのボディで国内最高輝度」としている。なお、DMDの解像度は1,024×768ドットで、これもLED光源のプロジェクタとしては国内初だという。コントラスト比は1,800:1。

　HDMI入力端子も備え、DVD/BDプレーヤーなどとの接続にも対応。短焦点レンズを採用し、40型を1.1m、60型を1.65m、80型を2.2m、100型を2.75mから投写できる。ズーム機構はなく、マニュアルフォーカスとなる。

　USB端子を備え、Officeのファイルビューワー機能も用意。ExcelやWord、PowerPoint、PDFのデータを保存したUSBメモリを接続することで、PCレスでプレゼンテーションができる。さらに、JPEG静止画、MPEG-1/2/4、DivX、Xvid、MotionJPEGの動画ファイル再生にも対応する。

　入力端子はHDMI、ミニD-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント兼用)、コンポジット、アナログ音声入力とアナログ音声出力端子を備え、ステレオスピーカーも内蔵する。PC接続時の解像度は1,600×1,200ドットまで入力できる(圧縮表示となる)。

　消費電力は100W。動作音は標準で30dB、省電力モードで24dB。リモコンや各種ケーブルを付属する。なお、発売を記念し、購入者にスクリーンなどをプレゼントするキャンペーンも実施している。