パナソニック、世界初4/3センサー搭載AVCHDカメラ

-業務用のレンズ交換式「AG-AF105」


AG-AF105(レンズは別売)

 パナソニックは、フォーサーズイメージセンサーを搭載した業務用のレンズ交換式AVCHDビデオカメラ「AG-AF105」を12月より発売する。価格は837,900円。

 世界で初めて4/3型(フォーサーズ)MOSイメージセンサーを搭載した業務用のHDビデオカメラ。マイクロフォーサーズ規格のデジタル一眼用レンズや、交換アダプタを介してプライムレンズなどのシネマ用レンズが利用できる。

 大型イメージセンサーの採用により、被写界深度が浅く、より広角な映像収録を実現。記録映像フォーマットは、1080/60i/50iと、1080/30p/25p/24p、720/60p/50p/24p/25p/30p。記録モードはPHモード(1,920×1,080/1,280×720ドット、平均21Mbps)、HAモード(1,920×1,080ドット、平均17Mbps)、HEモード(1,440×1,080ドット、平均6Mbps)を用意する。

 記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。HD-SDI出力やHDMI出力、XLRオーディオ2ch入力、アナログ音声出力、ヘッドフォン出力などを装備。タイムコード記録にも対応する。液晶ビューファインダは0.45型/852×480ドット、液晶モニターは640×480ドット。ハンドルとグリップは着脱可能となっている。

 エッジ着色やフォーカスバーなどのフォーカスアシスト機能も搭載。黒つぶれや白トビを抑える「DRS(ダイナミックレンジストレッチャー)」、SDカード2枚を利用したリレー記録などに対応する。

 外形寸法は163.4×209.4×195mm(幅×奥行き×高さ/ハンドル・グリップ含む)、重量は1.2kg。


(2010年 9月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]