アイ・オー、TVキャプチャ3モデルの録画番組が編集可能に

-「GV-MVP/XS」など。フレーム単位で編集、CM検出も


 アイ・オー・データ機器は15日、ハードウェアトランスコード対応のPC用デジタルテレビチューナに付属するソフトをアップデート。適用することで、録画した番組の編集が可能になる。

「GV-MVP/XSW」(左)と「GV-MVP/XS」(右)
 対象となるキャプチャ製品は、地上/BS/110度CSデジタルチューナ搭載の「GV-MVP/XS」(PCI Express x1/シングルチューナ)、「GV-MVP/XSW」(PCI Express x1/ダブルチューナ)、「GV-MVP/XZ」(USB 2.0接続/シングルチューナ)の3製品。これらに付属するソフト「mAgicTV Digital」のアップデータが同社サイトで公開されている。

 アップデートを行なうことで、録画した地上/BSデジタルの番組を編集してBlu-ray DiscやDVDにダビング可能。必要なシーンと不要なシーンを選んで、結合や削除などが行なえ、CM自動検出機能と組み合わせることで必要なシーンだけをBD/DVDにダビングできる。

GV-MVP/XZ

 「mAgicガイドdigital」から番組を選び「編集してダビング」を選択すると、オーサリングソフトが起動。映像/音声の両方の切り替えを分析するCM自動検出で、不要なシーンを選んでカットできる。

 MPEG-2形式(DR/XP/SP/LPモード)のほか、AVC形式(HRモード)にトランスコードした番組も編集可能。また、1フレーム単位(1秒を30分割)の編集にも対応する。さらに、ダビングした後のメディアでも追加で番組を保存したり、不要なシーンを削除する追加編集にも対応(DVD-Rは非対応)。



(2010年 9月 15日)

[AV Watch編集部 中林暁]