エスケイネット、ワンセグプログラム学習キット

-ユーザーが好きなワンセグ対応アプリを開発可能


ワンセグプログラミング学習キット「MonsterTV 1Di」

 エスケイネットは、ワンセグプログラミング学習キット「MonsterTV 1Di」を11月中旬に直販サイトで発売する。直販価格は15,800円。個人ユーザーが購入・開発できるキットとなっている。対応OSはWindows XP/Vista/7(いずれも32bit)。

 同社は従来から、Monsterシリーズを利用したシステムを開発できるSDK(開発キット)を法人向けに提供している。今回のキットは一般の個人向けに提供するのが特徴で、「ワンセグのARIB規格を熟知していなくても、Visual C++のプログラミングができれば、 簡単にオリジナルのワンセグ視聴アプリケーションを開発できる」という。

 具体的には、ユーザーの好きなGUIの視聴アプリや、番組表のキーワードからヒットした番組を録画する自動録画アプリ、携帯やネットワークからのリモート録画機能アプリ、電波受信状況(CN/BER/Bitrate)測定アプリ、好きなレイアウトでの番組表構成、4台接続しての4番組同時録画アプリなどが開発できるという。


 趣味でプログラムをしている人や、工業系の学校でVisual C++を勉強している人などの利用を想定。「ワンセグチューナを開発することでプログラミング結果を体験しながら、Visual C++の応用学習ができる」(エスケイネット)という。

 製品にはUSB接続のチューナ本体と、専用モバイルアンテナ、RF変換コネクタ、マニュアル、CD-ROMなどが付属する。

 なお、発売を記念し、購入してオリジナルアプリを開発し、Webで公開し、応募。最優秀賞として10万円分の商品券をプレゼントする企画も実施される。応募期間は11月30日~2011年3月31日まで。


(2010年 10月 25日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]