サンコー、HDMIをLANケーブルで40mまで延長するユニット

-「有線deエエ蔵HDMIシングル版」。9,800円


有線deエエ蔵HDMIシングル版

 サンコーは、HDMIケーブルをLANケーブルで延長する「有線deエエ蔵HDMIシングル版」を10月29日より発売する。価格は9,800円。

 受信機と送信機と、赤外線送受信ユニットで構成され、HDMI機器の間に接続し、HDMI出力機器とテレビの間を最長で40mまで延長できるアダプタセット。

 通常のHDMIは10m以上になるとケーブルも高価になり、離れた場所では赤外線リモコンも利用できない。有線deエエ蔵は、HDMI出力機器に送信機を、テレビなどのディスプレイ機器に受信機を装着することで、HDMIとテレビの間を最長40mまで延長できるほか、赤外線送受信ユニットを利用して、リモコンを使った遠隔操作にも対応する。

接続例赤外線ユニットも同梱し、リモコン操作が可能
同梱品

 同社では、4月に2本のEthernetケーブルを用いて、HDMI信号と赤外線リモコン情報を送受信する「有線deエエ蔵HDMI」を発売していたが、今回の製品では1本のEthernetケーブルでHDMIの映像/音声を伝送。赤外線は別ユニットの送受信部を同梱する。

 送受信の各ユニットにHDMIとEthernetを装備。HDMIケーブルは最長4.5mまで、LANケーブルは30mまで対応する。外形寸法は、受信機と送信機とも82×25×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は受信機と赤外線レシーバーが65g、送信機が60g。



(2010年 10月 29日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]