ゼンハイザー、Kleer採用無線ヘッドフォン「RS 180」

-サラウンド対応「RS 170」やポータブルモデルも


 ゼンハイザージャパンは、ワイヤレスオーディオ技術「Kleer」を採用したヘッドフォン3モデルを10月30日より発売した。「RS 180」、「RS 170」、「RS 160」の3モデルが用意され、店頭予想価格は18,000円~32,000円前後。

RS 180RS 170RS 160

型番形式店頭予想価格
RS 180オープン型32,000円前後
RS 170密閉型24,000円前後
RS 16018,000円前後

 トランスミッタとワイヤレスヘッドフォン部から構成されるワイヤレスヘッドフォン。非圧縮で16bit/44.1kHzの無線伝送を行なうKleerを採用することで、高音質なワイヤレス伝送を可能にしている。

 RS180はオープン型のヘッドフォンを採用し、音質を重視したハイエンドモデル。RS170/RS160は密閉型ヘッドフォンを採用する。再生周波数帯域は、全モデル18Hz~21kHz、感度はRS180とRS160が106dB、RS170が110dB。インピーダンスは32Ω。

RS 180のヘッドフォン部RS 170のヘッドフォン部RS 160のヘッドフォン部

 RS170は、サラウンド機能も搭載しており、ヘッドフォンでボリューム調整やサラウンドのON/OFF切替が可能。RS160は、ポータブル型となっており、ACアダプタのほか乾電池で駆動し、屋外などでも利用可能。

RS 160は分岐ケーブルを使って、トランスミッタとヘッドフォンを充電

 RS180/RS170は、トランスミッタ上部の充電台にヘッドフォンを置くことで充電が可能。ヘッドフォン部の電源は単4電池×2で、連続駆動時間は全モデル約20時間。RS160のトランスミッタ部も単4電池×2で駆動可能で、約24時間利用できる。

 トランスミッタ側の入力端子はRS180のみRCAとステレオミニを2系統装備。RS170/RS160はステレオミニのみとなる。通信距離はRS180が100m、RS170が80m、RS160が20m。

 ヘッドフォン部の重量は、RS180が209g、RS170が228g、RS160が226g。トランスミッタ部の重量はRS180が341g、RS170が336g、RS160が56g。


RS 180の背面

RS 170の背面

RS 160の背面


(2010年 11月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]