東芝、新エコポイント対応の37型LED REGZA「37Z1S」

-実売65,000円の32型「32A1S」も


37Z1S

 東芝は、LEDバックライトを採用した37型液晶テレビ「37Z1S」と、32型「32A1S」を12月5日より発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は37Z1Sが16万円前後、32A1Sが65,000円前後。

 37Z1Sは32Z1の、32A1Sは32A1の後継機となり、いずれも年間消費電力量を削減し、省エネラベル星5つ以上を達成。2011年3月までのエコポイント対象製品としたもの。

 37Z1Sは、映像エンジンや録画機能、搭載するチューナ数などは5月発売の「37Z1」シリーズとほぼ同じだが、年間消費電力量を129kWh/年(37Z1は165kWh/年)に削減し、2011年1月~3月の間もエコポイント対象製品となる。

 パネル解像度は1,920×1,080ドットのフルHD IPSパネルを採用しており、表面処理もクリア(光沢)パネルとなっている。ダイナミックコントラストは200万:1、コントラストは1,100:1。

 録画機能もZ1シリーズと共通で、別途USB HDDやLAN HDDを接続することで、放送を録画できる。チューナは地上デジタルを3基、BS/110度/CSデジタルを2基、アナログを1基搭載しており、 USB HDDに2番組の同時録画が可能。地上デジタルの場合は、2番組録画を行ないながら、別の番組を観る事もできる。

 ネットワーク経由での「レグザリンク・ダビング」にも対応しており、USB/LAN HDDに録画した番組を、対応のREGZAブルーレイやDTCP-IP対応のサーバーなどにダビングできる。追っかけ再生やレジューム再生にも対応。録画番組を自動的にチャプタ分割する「マジックチャプター」、本編だけを集めて再生する「おまかせプレイ」、チャプタ編集機能なども利用できる。

 スピーカーは10W×2ch。入力端子はHDMI×4と、D5×2、S映像×1、コンポジット×4、アナログ音声×4。出力端子はアナログダビング用×1、光デジタル音声×1、ヘッドフォン×1。ネットワーク機能は、テレビ版Yahoo! JAPANやアクトビラ ビデオ・フル、ひかりTVなどに対応する。外形寸法は909×279×638mm、重量は16kg


32A1S

 32A1Sは、8月発売のベーシックモデル「32A1」の後継機で、年間消費電力量を69kWh/年に削減(32A1は93kWh/年)。2011年エコポイント対象機種とした。

 パネル解像度は1,366×768ドットで、方式はIPS。ダイナミックコントラストは20万:1、コントラストは1,100:1。レグザエンジンを搭載するほか、おまかせドンピシャ高画質2や、質感リアライザーなどの高画質化機能を搭載する。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1系統で、録画機能は備えていない。10W×2chのスピーカーを搭載する。入力端子はHDMI×2やD5×1などを装備。消費電力は108W。外形寸法は786×224×567mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10kg。シンプルレグザリモコンが付属する。


(2010年 12月 6日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]