アニメ「モノノ怪+怪 化猫」がBlu-ray BOX化

モノノ怪＋怪～ayakashi～化猫Blu-ray BOX ※ジャケットはDVD版のものです (C)モノノ怪製作委員会

　'06年に放送されたテレビアニメ「怪 ～ayakashi～」の中から「化猫」のエピソード3話と、その翌年に放送された「モノノ怪」全12話をセットで収録したBlu-ray BOX「モノノ怪＋怪～ayakashi～化猫Blu-ray BOX」が2011年4月6日に発売される。価格は26,250円。発売元はアスミック/フジテレビ、販売元は角川映画。

　「怪～ayakashi～」は、古くから知られる怪談の「四谷怪談」、「天守物語」、「化猫」をベースとした、オムニバス形式のアニメとして放送された。その中の「化猫」のエピソード(全3話)を手掛けたスタッフが、再集結。新たな物語として作り出したのが、「モノノ怪」(12話)となり、BD-BOXはこれら合計15話を収録している。そのため、「怪～ayakashi～」の、「化猫」以外のエピソードは含まれておらず、タイトルも「怪～ayakashi～化猫」となっている。

　なお、同内容のDVD-BOXは2009年4月に数量限定生産で発売されており、予定数を終了している。

　BD-BOXは3枚組で、1枚目に「怪～ayakashi～化猫」全3話、「モノノ怪 座敷童子」全2話を、2枚目に「モノノ怪 海坊主」全3話と「モノノ怪 のっぺらぼう」全2話を、3枚目には「モノノ怪 鵺」全2話と「モノノ怪 化猫」全3話を収録。

　特典映像として1枚目にはノンテロップオープニング/エンディング、櫻井孝宏インタビューを収録。2枚目には「モノノ怪 海坊主/のっぺらぼう」のオーディオコメンタリ、プロモーション映像集を収録。3枚目にもコメンタリを収録し、CGメイキングも収めている。

　封入特典として、豪華ブックレットが付属。DVD-BOX版のブックレットをリサイズ・再編集したものとなる。また、和風デザイン外箱BOXも付属。ディスクはピクチャーレーベル。

　「怪～ayakashi～化猫」の舞台は江戸時代のとある武家屋敷。今まさに当主の孫娘の嫁入りが行われようとしていた。しかし、いざ輿入れという時、花嫁は無残にも惨殺される。「これは化猫の仕業だよ」。訪れたのは謎の薬売り。怪しげな体術を操る彼は、物の怪の形・理(ことわり)・真(まこと)を見極めることで、物の怪を斬ることのできる退魔の剣を持っていた……。

　斬新な色使いと、和紙のテクスチャーで独特の風合いを出した映像が話題となった。続く「モノノ怪」でも、再び謎の薬売りを主人公をした物語が紡がれる。