リドリー・スコット監督作「ロビン・フッド」BD化

-「グラディエーター」とセットで5,229円


ロビン・フッド ディレクターズ・カット版(2枚組)

 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の映画「ロビン・フッド」を、4月15日にBlu-ray/DVD化する。価格はBD版が4,179円、DVD版が3,480円。

 また、「グラディエーター」と「ロビン・フッド」のBDをセットにした「ロビン・フッド&グラディエーター セット」も5,229円で同時発売する。

 さらに、「グラインドハウス」の上映形態と同様に、「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の映画2本と、フェイク予告編を収録したBD「グラインドハウス U.S.A.バージョン プラス」を4月27日に発売する。価格は6,090円。


 タイトル仕様音声品番価格
BDロビン・フッド
 ディレクターズ・カット版(2枚組)
本編BD
特典DVD
【本編仕様】
DC版約156分
劇場版 約140分
特典約89分
片面2層
シネスコ
日本語字幕
英語字幕
(1)日本語(DTS 5.1ch)
(2)英語
 (DTS-HD Master Audio 5.1ch)
GNXF-11054,179円
DVDロビン・フッド
 ディレクターズ・カット版(2枚組)
本編DVD
特典DVD
【本編仕様】
DC版約156分
特典約83分
片面2層
シネスコ
日本語字幕
英語字幕
(1)日本語
 (ドルビーデジタル5.1ch)
(2)英語
 (ドルビーデジタル5.1ch)
GNBF-21903,480円
BDロビン・フッド&
 グラディエーター セット
4枚組GNXF-12005,229円

 タイトル仕様音声品番価格
BDグラインド・ハウス
 U.S.A.バージョン プラス
本編191分
特典455分
片面2層
シネスコ
(1)英語
 (DTS-HD Master Audio 5.1ch)
GNXF-70186,090円



■ロビン・フッド

ロビン・フッド&グラディエーター セット

 「グラディエーター」から10年、リドリー・スコット監督とラッセル・クロウ主演による新作。

 12世紀末。イングランド獅子心王リチャード1世が率いる十字軍遠征隊の中に、数々の武勲を打ち立てた弓の名手、ロビン・ロングストライドがいた。

 フランス軍との戦闘でリチャード1世が落命したと知ると、彼は仲間とともに部隊を離れるが、王の側近たちがフランス軍の闇討ちに合う現場に遭遇。そこで倒れていた瀕死の騎士ロバート・ロクスリーの遺言、ノッティンガム領主の彼の父に剣を届ける約束を果たすため、ロビンたちはノッティンガムへ向かう。そこでは、彼の新たな人生が待ち受けていた……。

 BD版には2バージョンの本編を収録。劇場版と、それよりも16分長いディレクターズ・カット版を収めている。DVD版はディレクターズ・カット版を収録する。

 BD/DVDのどちらにも特典DVDを同梱。80分以上の特典を収録しており、未公開シーン、「編集 ピエトロ・スカリアによるイントロダクション&音声解説」、「幾たびも立て~メイキング・オブ・『ロビン・フッド』~」、予告編&TVスポットを収めている。また、BDの本編ディスクにはアート・ギャラリーを収め、マイ・シーンズ機能や、U-Control機能も備えている。

 「ロビン・フッド&グラディエーター セット」に収録するBD版「ロビン・フッド」は、単品BDと同じで、特典ディスクも同梱。「グラディエーター」も特典ディスク付きで合計4枚組となる。

 グラディエーターもエクステンデット・エディションと、劇場版の2種類を収録。監督とラッセル・クロウによるコメンタリや、未公開シーンなどを収録。特典ディスクには「エリシオンへの扉」、「力と名誉:『グラディエーター』の世界を創る」、「イメージとデザイン」、秘蔵映像集、「グラディエーター」の舞台裏などを収めている。




■グラインドハウス U.S.A.バージョン プラス

 「グラインドハウス」とは、B級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映する映画館の総称。かつては全米大都市周辺に多く存在し、クエンティン・タランティーノ監督も少年時代に通い詰めていたという。

 そんな往年のグラインドハウスを現代に甦らせるべく、タランティーノ監督と盟友ロバート・ロドリゲス監督がジャンル映画を競作。「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」を実際に2本立ての形態で上映されたイベント・ムービーが「グラインドハウス」となる。

 「グラインドハウス U.S.A.バージョン プラス」は、この「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」を両方収録するほか、「フェイク予告編」も収録。この「フェイク予告編」から、実際に劇場公開長編「マチェーテ」が制作されており、既報の通り、この作品もSPEから3月23日にBD/DVD化予定となっている。

 フェイク予告編は、監督コメンタリー付き全長バージョン予告として「ナチ親衛隊の狼女」、「Don't/ドント」 。監督コメンタリー付きで「感謝祭」を収録。さらに、フェイク予告コンテスト優勝作品の「Hobo with a shotgun」も収録する。

 本編音声のDTS-HD Master Audio 5.1ch収録は、日本版のみの仕様となる。なお、「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」は、いずれも既にBD化されているが、「U.S.A.バージョン プラス」には初出しの特典映像を収録。「テキサスからテネシーへ:『デス・プルーフ』のプロダクションデザイン」、「プラネット・テラー」のメイキャップ効果、2007年アメリカワールドプレミア時の模様、レッドカーペットインタビュー(日本オリジナル)などを収録予定。

 さらに、2008年発売のDVD「グラインドハウス コンプリートBOX」(GNBF-7412)に収録された特典映像も収めており、特典で合計7時間を越えるボリュームがあるという。


(2011年 2月 18日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]