バンダイチャンネル、AndroidとiOSに対応

-Androidは全動画対応。無線LANのみ


Android機器で「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」を再生しているところ

 バンダイチャンネルは16日、PC用に展開していたアニメ動画配信サービス「BANDAICHANNEL」を、スマートフォンやタブレットにも対応させた。AndroidとiOSの両方に対応し、Androidは2.2以降、iOSは3.2以降をサポート。Webブラウザで視聴する。

 対応Android端末では、16日から、PCで配信しているすべての動画1,258作品19,958話(無料動画1,975ファイル)が視聴可能。iOS端末では、16日の段階で703作品11,694話(無料動画1,459ファイル)が視聴でき、今後、毎週数作品を追加。7月中には一部の作品を除き、ほぼすべての動画が対応する予定。


iOSで「機動戦士ガンダムUC episode1」を再生しているところ

 Android向けには、現在PCで使用している配信インフラや動画ファイルをそのまま利用し、Adobe Flash Media Serverでのストリーミングサービスを提供。Adobe Flash Pleyerで再生する形となる。

 iOS向けには、httpストリーミングと128bitの暗号化を利用したH.264のストリーミングサービスを新たに用意。QuickTimeで再生する形となる。

 なお、アクセス方法は無線LANのみで、3G回線は非対応。「スマートフォンやタブレットの特性、および各キャリア向けに均一のサービスを提供するため」としている。

 また、PC用のログインIDがスマートフォン/タブレットのサービスでもそのまま使用でき、マルチデバイスでの視聴もサポート。PC、スマートフォン、タブレットのいずれかで購入した動画は、視聴期間内であれば各々の機器でも視聴できる。

 主な配信作品は学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD、機動戦士ガンダムUC、劇場版 ブレイク ブレイド、劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX、交響詩篇エウレカセブン、コードギアス 反逆のルルーシュ、新世紀エヴァンゲリオン、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST、化物語ほか。



(2011年 5月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]